タイのパナソニックグループは「Be A Hero – Be Yourself」をテーマに「Panasonic HERO RUN for Charity 2023」を開催し、社会貢献活動への取り組みを強化しています。今回で3回目となるこのチャリティイベントには、タイのパナソニックグループ全14社の従業員とその家族、ビジネスパートナー、パナソニックスカラシップ生ら1400名を超える参加者が集まり、2.75km、5.5km、11kmのいずれかの距離を走るレースに参加しました。

このチャリティイベントは、従業員や参加者の健康維持を目指すだけではなく、ラマティボディ財団が実施する「貧困患者支援プロジェクト」への支援を目的に開催されました。グループ全体で総額154,900バーツ(およそ65万円)を寄付することで、参加者は“分かち合い”の精神についても考えるようになりました。この寄付は、高額な医療費に苦しんでいるラマティボディ病院の恵まれない患者を支援し、質の高い医療へのアクセスを提供するために活用されます。集まった寄付金は、バンコクのロットファイパークにて、財団の代表であるラマティボディ病院医学部講師のシマロジ名誉教授に手渡しました。

「Panasonic HERO RUN for Charity 2023」は「人と社会と地球の幸せのために」をコンセプトに取り組んでいるCSR活動「Panasonic Cares」の一環として実施しています。これは、人、社会、地球上のすべての生命の健康、福祉、安全、快適さを優先するパナソニックの持続可能な事業運営を強化するものです。
さらに、このチャリティイベントでは10km完走するごとに1本の植樹をするという環境保全活動を盛り込むことで、参加者がより長い距離を走るモチベーションにもなりました。結果として、全参加者でのべ5700kmもの距離を走破し、当社の工場があるコーンケン県の緑の森づくりを目指して570本の木を植える予定です。