トラペアン・サンカエでのマングローブ再生:パナソニックカンボジアの取り組み

パナソニックカンボジアでは先頃、エコリレー活動の一環として、現地のトラペアン・サンカエ村と協力し、マングローブ植林活動を実施しました。この活動は2024年3月8日、カンボジア南部海岸沿いの重要なマングローブ林を回復し保護するため、カンポット州で行われました。マングローブの木は、二酸化炭素を吸収し、洪水や土壌浸食から海岸線を守り、海洋生物のゆりかごとして機能することで、沿岸生態系のバランスを維持するために重要な役割を果たしています。

トラペアン・サンカエ村は気候変動の影響を緩和する上でのマングローブの重要性を認識しています。海面が上昇し台風が強大化する中、マングローブは自然の防御として機能し、沿岸地域の脆弱性を軽減します。

これらの沿岸生態系を回復し保全することで、マングローブは様々な恩恵をもたらしてくれます。波や強風に対する天然の防波堤の役割を果たし、土壌をろ過し、海の生き物の繁殖地となるのです。その結果、より健全なマングローブ林は持続可能な漁業に貢献し、地元漁業者とその家族の生計を支えます。

カンポット州でのマングローブ植林活動は、より環境に優しく持続可能なカンボジアの未来を創造するというパナソニックの目標を達成するための重要な一歩です。カンボジア支店長の松本さんは、「弊社エコリレー活動の一環として、トラペアン・サンカエ村と協力して300本のマングローブを植樹できたことを嬉しく思います。パナソニックは、環境の持続可能性を促進し、弊社が事業を行っているコミュニティに良い影響を及ぼすことに取り組んでいます。我々はこの有意義な活動に関わった仲間たちが示してくれた支援と熱意に感謝しています。」と熱い思いを語りました。

パナソニックカンボジアのスタッフもマングローブ植林に積極的に参加しました。

エコリレーは、環境保全のメッセージと持続可能な開発のインスピレーションを地域社会に伝えることによって、従業員が「持続可能アンバサダー」になるというパナソニックのグローバルな取り組みです。