コンプライアンスが浸透した風通しの良い
組織風土づくり

パナソニックでは、世界のどの国・地域においても公正な事業を推進し、持続可能な社会を実現していくために、従業員に対して各種リスクに対応したコンプライアンスの取り組みを実施し、倫理・法令順守意識の強化に努めています。また、風通しがよく声をあげやすい職場風土の醸成に努めています。

1. パナソニック行動基準

経済協力開発機構(OECD)の多国籍企業行動指針などの要素を組み入れた「パナソニック行動基準」の中に「法令と企業倫理の遵守」を明記し、22言語でグローバルに徹底しています。

2. コンプライアンス教育・研修の実施

コンプライアンスガイドブック

贈収賄・腐敗行為防止やカルテル防止など、当社従業員が日常の業務活動において法令を順守し、社会からの期待に応えるうえで必要な事項を事例形式でわかりやすく解説しています。

画像:コンプライアンス・ガイドブック表紙 「パナソニック行動基準」実践に向けて 「その行いに胸を張れますか?」

コンプライアンスeラーニング

グローバル、事業部門別、地域別、階層別、分野別など、コンプライアンスに関するさまざまなeラーニングを実施しています。

特に、毎年重要トピックの中から共通のテーマでeラーニングをグローバルに実施し、グループ全体のコンプライアンス意識の向上に努めています。

2018年度:「重大不正」
2019年度:「パナソニック行動基準」
2020年度:「利益相反」「会計不正」

コンプライアンスeラーニングの画面:「不正を絶対許さない強い態度」「ルールの順守と適正な業務遂行」「何でも言える職場風土づくり」一人ひとりの意識と行動で、コンプライアンスの浸透したパナソニックを一緒に作っていきましょう
2020年度実施のグローバルeラーニングより

コンプライアンス啓発動画

特定のコンプライアンスリスクに関する動画やアニメーションを通じ、問題となる行為やルールについて分かりやすく解説しています。

コンプライアンス啓発動画キャプチャ画像:「過去の事例に学ぶカルテル防止~その接触、大丈夫ですか?」男性が画面越しに語りかけている
「過去の事例に学ぶカルテル防止~その接触、大丈夫ですか?」より
コンプライアンス啓発動画キャプチャ画像: 「通報者等に対する報復の禁止 啓発アニメ動画」ホットラインのポスターと女性社員
「通報者等に対する報復の禁止 啓発アニメ動画」より

コンプライアンス教育マンガ

コンプライアンス上の問題をわかりやすく、親しみやすく従業員に伝えるため、漫画を最大25言語で作成してグローバルの従業員に配布・配信しています。

2018年度:「贈賄」「不正会計」「カルテル」「セクシャルハラスメント」
2019年度:「贈収賄・腐敗防止」
2020年度:「カルテル防止」「データプライバシー」

画像:「マンガで見るコンプライアンス カルテル防止」表紙と本編イメージ

3. 内部通報

当社では、オープンな職場内でのコミュニケーションを呼びかけるとともに、匿名でもコンプライアンス上の懸念を報告できる窓口をグローバルに一元化して設置しています(グローバルホットライン「EARS」)。 内部通報により、不正を早期・未然に発見し自ら是正することは、個々の事案の解決のみならず、ステークホルダーからの信頼獲得・維持の基礎ととらえています。当該ホットラインは、各種資料やポスターによりグローバル全従業員に対して周知しています。

画像:グローバルホットライン「EARS」リーフレット 表紙
グローバルホットライン「EARS」リーフレット
画像:グローバルホットライン「EARS」ポスター
グローバルホットライン「EARS」ポスター