POWER OF SPORTS アスリートが取り組む社会貢献活動 STORY#1 野球 POWER OF SPORTS アスリートが取り組む社会貢献活動 STORY#1 野球

パナソニック野球部が取り組む地域密着型の野球教室
Panasonic Baseball Academy

社会人野球の頂点を決める都市対抗野球大会に、門真市代表として55回出場しているパナソニック野球部。地域貢献の取り組みとして、これまでにも門真市のスポーツイベントや野球教室で臨時コーチを務めるなどしてきましたが、「一度きりの野球教室ではなく、選手が継続的に指導を行いながら、子どもたちの成長を見守りたい」という想いから、2021年度より、年間を通して地域の少年チームを指導する継続的な取り組み「Panasonic Baseball Academy for スポーツ少年団」の活動をスタートさせました。

パナソニック野球部

1950年創設の社会人野球チーム。日本選手権大会で2回優勝の実績を持つ。

写真:パナソニック野球部

鈴木 佳佑 投手

背番号17番。
1994年生まれ、大阪府出身。
履正社高校3年春にセンバツ出場。奈良学園大学4年春に全日本大学野球選手権に出場し、ベスト4進出。敢闘賞を受賞する。ニックネームは「ゴリラ」。

写真:鈴木 佳佑 投手

継続的な活動で、子どもたちの成長を見守りたい

年間12~15回程にわたって、同じ選手が同じチームに行って指導をするという密着型の野球教室を開催しています。活動の一番の目的は、子どもたちに野球をもっと好きになってもらうこと。楽しむことができるとどんどん上手くなるので、練習内容や考え方を共有しながら少しずつレベルを上げていくことで、「できた!」という喜びを感じてもらえたらいいなと思っています。小さな子たちは、まずボールに慣れることが大事なので、ひたすらボールを追いかける練習から始めます。高学年になると、ノックやバッティングでもさらに細かい技術指導をしていきますし、試合でミスが出がちな挟殺プレー(※ランナーを塁間に挟んでアウトを狙うプレー)などのちょっと複雑なプレーも、子どもたちの目線でアドバイスしながらしっかり練習を積んでいきます。継続した取り組みなので、チームの子たちが徐々に成長していく姿を見守っていくことができますし、子どもたちもすごく楽しみにしてくれているようで、毎回、「もう帰っちゃうの?」「次はいつ来る?」と声をかけてくれるのがとてもうれしく、励みになっています。

写真:野球教室の様子

子どもたちの熱い姿に学ばせてもらうことも

子どもたちに指導する中で、逆に自分たちが教えられることもあります。ある時、練習の最後にリレーをやったんです。2チームに分かれてやったのですが、最後、一人で走っている選手を全員で応援して、負けたチームには泣くほど悔しがる子もいて…。仲間を思ってそこまで熱くなれるってすごく大事だし、今の自分たちに足りないのはそこだなと、子どもたちの姿を見て思い知らされました。また、親御さんもとても熱心で、「息子の送球に不安があるんだけど、どう思う?」「いい練習方法はない?」と技術的な熱い質問をいただくことも。そんな時は、子ども・親・選手の三者でよく話し合いながら、その子に合ったアドバイスや指導法を考えるようにしています。無責任なことは言えないので、気持ちが引き締まりますね。
僕たちの班(※鈴木選手、横田選手、植田選手の3名)が指導しているのは、門真タイガースと門真ビクトリーファイターズの合同チーム。チームの試合結果は毎回チェックしています。思い入れがあるぶん、勝てばうれしいし、負けるとやっぱり悔しいです。

写真:野球教室の様子

活動の範囲をどんどん広げていきたい

まずは子どもたちに野球を好きになってもらうこと。そして、自分たちの知識や経験を共有していく中で、その情報の一つひとつが、少しでも子どもたちのためになったり、飛躍のきっかけになったらいいなという気持ちで活動に取り組んでいます。参加してくれている子どもたちの中から、将来、高校野球やプロで活躍するような選手が出てきたらうれしいですね。
一人でも多くの子どもが、選手として、1日でも、1年でも長く、高いレベルでプレーできるよう支えていくことが僕たちの使命なので、今後はさらに活動の範囲を広げて、もっと多くの地区で野球教室を開けたらいいなと考えています。僕は守口市の出身なので、地元への恩返しの意味でも、ぜひ守口市でも野球教室を開きたいです。

写真:野球教室の様子

野球教室を通じて、次世代の育成に

パナソニックは、オリンピック・パラリンピックが目指す「より良い世界・インクルーシブな社会の実現」に共感し、1987年からオリンピック・2014年からパラリンピックのワールドワイドパートナーとして大会をサポートしています。そしてこれからも、野球教室をはじめとするさまざまなスポーツ活動を通じて、子どもたちの可能性を引き出す学びの場を提供。未来を担う若い世代の育成に貢献していきます。

写真:野球教室の様子

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BASEBALL Panasonic

インタビュー当日、鈴木選手はユニフォームで登場!取り組みについて熱く語ってくれました。
また、2022年はパナソニック野球部にとって変革の一年になるとのこと。「シーズン最初から気合を入れて一戦一戦全力で戦っていきますので、ご声援をお願いします!」

写真:鈴木 佳佑 投手
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