⼈と組織のポテンシャルをUNLOCKし、
挑戦し続ける会社へ
どんなに優れた事業戦略も、実⾏するのは⼈であり、その成果は⼀⼈ひとりの⾏動や組織カルチャーに⼤きく左右されます。「物と⼼が共に豊かな理想の社会」の実現のために私たちが⽬指す姿とその背景、そして今後に向けての取り組みをご紹介します。
UNLOCK(アンロック)とは?
私たちが⽬指しているのは、社員⼀⼈ひとりが⾃らのポテンシャルを「UNLOCK」、つまり、⾃⾝の持てる⼒や内に秘められた⼒を最⼤限に発揮しながら、挑戦し続けている状態です。
「物と⼼が共に豊かな理想の社会」の実現に向けた事業活動を⼀層加速するためには、このUNLOCKの状態を社員⼀⼈ひとりが実現し、グループ全体のカルチャーとして浸透していくことが不可⽋だと考えています。
詳しくはこちら: ⼀⼈ひとりのUNLOCKを⽬指して
なぜ今、UNLOCKなのか?
私たちはグローバル約15万⼈の社員を対象に、従業員意識調査を毎年実施しています。これまで特に重視してきたのは、「社員エンゲージメント」(⾃発的な貢献意欲)と「社員を活かす環境」(適材適所、働きやすい環境)に関する設問群。これらの肯定回答率は、働き⽅改⾰などの取り組みにより、継続的に上昇傾向にあります。
こうした結果は、⽇本企業としてはすでに⾼い⽔準にあると⾔えますが、グローバルトップクラスの企業に⽐肩するさらなる⾼みを⽬指すには、まだ⽋けているものがあるはずです。そこで、これらの肯定回答率の推移を分析した結果、計9つの設問のうち2つについて、その肯定回答率が近年低迷を続けていることが分かりました。
詳しくはこちら: 私たちが向き合う課題 〜なぜ今、UNLOCKなのか?〜
調査から⾒えてきた2つの課題
課題を可視化し「UNLOCK」を実現!
そこで、私たちの現在地とありたい姿を可視化する指標を設定。従業員意識調査の中で特に課題と考えられる2項⽬「会社や上司からの動機づけ」と「挑戦への阻害要因がない」について肯定回答している⽐率を「UNLOCK指標」としました。
詳しくはこちら: ⼀⼈ひとりのUNLOCKを⽬指して
現在、⾃分のポテンシャルをUNLOCKできている、すなわち、「会社や上司からの動機付けが⼗分で、周囲の期待を超え積極的に挑戦」しており、「挑戦への阻害要因がなく、持てる⼒を最⼤限に発揮している」と⾃信を持って⾔える社員は、⽇本地域において約3割に留まっています。これを今後は6割のレベルまで引き上げることを⽬標とし、3つの取り組みを実践していきます。
ありたい姿を実現するための3つの取り組み
未来につながる変化の兆し
⼀⼈ひとりが⾃分のポテンシャルをUNLOCKできる会社になるために、私たちの取り組みは始まっています。そして、少しずつですが着実に、グループ各社において変化の兆しが⾒られるようになってきました。
変化の兆し(⼀例)
「物と⼼が共に豊かな理想の社会」の
実現に向けて
〜パナソニックが変われば、社会が変わる!〜
私たちが直⾯している課題は、多くの⽇本企業が共通して抱える課題でもあるのではないでしょうか。「パナソニックが変われば、社会が変わる」。そう信じて、「物と⼼が共に豊かな理想の社会」の実現に向けて取り組んでまいります。
UNLOCKのルーツ
〜創業者が考える「社員への最上の贈り物」とは〜
「仕事に夢中になり、熱中する。働きがいを感じ、働くことが楽しくてたまらない」。そんな環境を提供することが社員への最上の贈り物であると、かつて創業者‧松下幸之助は語りました。⼀⼈ひとりが⾃⾝の持てる⼒を最⼤限に発揮し、周囲の期待を超えて積極果敢に挑戦する「UNLOCK」は、この松下幸之助の考えにその源流があります。