インクルーシブな職場環境づくり

写真:社内でテントを張って対話する取り組みや、明るいオフィスで談笑する社員 写真:社内でテントを張って対話する取り組みや、明るいオフィスで談笑する社員

グループDEIフォーラム

パナソニックグループでは多様性推進の機会の⼀つとして、これまでも毎年、社内イベント「D&Iフォーラム」を開催してきました。2021年度からは、Panasonic Group DEI Policyの制定と合わせ、「グループDEIフォーラム」として展開をしています。2021年は「話そう。気づこう。越えよう。」をスローガンに、10⽉の2⽇間にわたりオンラインで開催しました。

写真:「グループDEIフォーラム 2021」の様子。司会者と登壇中の楠見 雄規(くすみ ゆうき)と三島 茂樹(みしま しげき)。背景にある大きなスクリーンには、オンライン参加の社員の顔が複数並んでいる。写真の上に「DEI FORUM」の文字。

アンコンシャス バイアストレーニング

「アンコンシャス バイアス(無意識の思い込み)」とは過去の経験や見聞だけをもとに、知らず知らずのうちに偏ったものの見方をしてしまうこと。誰もが持っているこの思い込みの存在について学び、気づく研修を実施。一方的なものの見方や捉え方を変えたり、他の可能性について考えをめぐらすことを通して、職場でのコミュニケーションを見直し、誰もが働きやすく、一人ひとりの多様性が活きる職場風土の醸成を図っています。
2022年4月現在、アンコンシャス バイアス社内アンバサダーとして約110名が日々研鑽を積んでおり、2022年度以降、毎年日本国内の約6万人の従業員に対してトレーニングを実施していきます。

画像:「アンコンシャス バイアス社内アンバサダー育成講座」認定証
「アンコンシャス バイアス社内アンバサダー」に認定されると認定証が贈られます。

社内での対話

A Better Dialogue

「A Better Dialogue」とは、本人と上司による対話の「質」と「量」を高めることで、社員一人ひとりの成長や挑戦を支援するための取り組みです。これは、一人ひとりの想いを引き出す1on1 Meetingに加え、「キャリア・能力開発」、「目標管理」、「コンピテンシーレビュー」という3つの仕組みで構成されています。

画像:「A Better Dialogue」ロゴマーク

DEI職活

DEIに取り組みたいけれど、何から始めればいいの?という声もあります。そこで、職場の上司や同僚と対話をしながらDEIについて考え、アクションにつなげる「かるた」を開発し、DEI職活(職場活性化。略して“ショッカツ”)として展開中。それぞれが思う「理想の職場の姿」の実現に向けたアクションに落とし込むことで、一人ひとりがDEIを自分ゴト化するプログラムです。

写真:「DEI職活かるた」を使った対話の様子

様々なコミュニティ活動

障がいのある人、女性、LGBTQ、キャリア入社者など、社内では様々な背景をテーマにした自発的なコミュニティが活発に活動中。各テーマごとの対話やイベントが、オンラインを中心に全社的に広がっています。

画像:社内で展開されているコミュニティ活動のロゴマーク

社内での情報発信

DEIに関する社内取り組み事例や他社事例、活用できる社内制度の解説など、最新の情報をイントラサイト上に掲載しています。

画像:イントラサイトの画面キャプチャ「みんなでDEIしよう!」

従業員意識調査(EOS:Employee Opinion Survey)

パナソニックグループでは、グローバル全社員を対象とした「従業員意識調査(EOS)」を毎年実施しています(2021年度の回答者数は14.9万人)。結果については毎年職場にフィードバックし、人材育成や組織づくりに活かしています。
調査項目のうち、特に「社員エンゲージメント」(自発的な貢献意欲)と「社員を活かす環境」(適材適所、働きやすい環境)の肯定回答率を最も重要な指標としています。

図版:「社員エンゲージメント」と「社員を活かす環境」肯定回答率の推移を示す折れ線グラフ。「社員エンゲージメント」の肯定回答率は、2017年は63%、2018年は64%、2019年は63%、2020年と2021年は66%と、上昇傾向。「社員を活かす環境」の肯定回答率も、2017年は57%、2018年は58%、2019年は59%、2020年は63%、2021年は64%と、上昇傾向。

グローバル各地の取り組み

写真:多様な社員たちが談笑する様子

北米の取り組み(Panasonic North America:PNA)

PNAでは、DEIを喫緊の事業課題のひとつと捉え、多様な労働力の採用、維持、および内部昇進を促進するために戦略的なDEIの枠組みを開発し取り組んでいます。具体的には、RISE(旧・Women’s Connect)、退役軍人グループ、PRISM(LGBTQ支援)、Level Up(ミレニアル世代)、および黒人従業員のネットワーク(BEN)を含むビジネスインパクトグループ(BIGs)を引き続き支援していきます。また、DEIの理解をさらに深めるべく、アンコンシャス・バイアストレーニングをさらに強化していきます。さらに、人事責任者にて、ダイバーシティとインクルージョンに関する実績がどのくらい評価につながるかを含む人材評価プロセスの運用に取り組んでいます。また、DEIに関する従業員の意識実態調査を導入し、意見や基礎データを取集しています。

画像:北米で展開されているDEI関連コミュニティのロゴマーク

欧州の取り組み(Panasonic Europe)

性別やその他の様々な属性に関わらず、すべての社員が可能性を最大限に発揮できる環境を提供する取り組みの一環として、2019年に新たな人材育成プログラム「Women in leadership(WIL)」を立ち上げました。これは社内の優秀な女性社員を特定し見える化するとともに、リーダーシップを発揮する上での女性特有の課題に対する議論、健全なブレインストーミングができる場を提供することを目的としています。同プログラムを修了した社員の73%がより大きな役割や高い潜在的な指名を得ています。
2021年には、有志社員(性別不問)で構成するコミュニティ「Women Connect Europe」が発足し、男女共同参画の推進強化や女性に限らず多くの優秀人材の獲得に貢献しています。現在、同コミュニティにはPanasonic Europeの28のブランドから19カ国、219人のメンバーが参加しています。また、全階層の社員を対象とした新たな研修プログラム「アンコンシャスバイアス・ワークショップ」では、多様性を活かすインクルーシブな組織風土を推奨する姿勢、価値観、戦略、スキルの啓発と開発に取り組んでいます。また、欧州におけるDEIを支援する目的で汎欧州HRチーム「DIAG」を設立しました。

図版:欧州で展開されているDEI関連コミュニティ「Women Connect Europe」のロゴマーク。「Women Connect - Inspire. Empower. Grow.」Women Connect is a business impact group that strives to support the organisation in its drive for gender diversity. It connects people across Panasonic in Europe to inspire change and innovation. TED Talks & Key Note speakers / Cross-Functional Exchange / Events & Newsletters / Lunch & learn / Leadership skills development / Exposure to senior leaders