コーポレート・ガバナンス 取締役会の活動状況

コーポレート・ガバナンス 取締役会の活動状況

取締役会の活動状況(2025年度活動実績)

取締役会の活動状況
(2025年度活動実績)

2025年度における取締役会の開催回数は14回であり、1回あたりの所要時間は3時間24分でした。各取締役および各監査役の出欠状況は以下のとおりです。

役 職

氏 名

開催回数

出席回数

出席率

備 考

取締役会長

津賀 一宏

2回

2回

100%

2025年6月23日退任

代表取締役

楠見 雄規

14回

14回

100%

-

代表取締役

本間 哲朗

14回

14回

100%

-

代表取締役

佐藤 基嗣

2回

2回

100%

2025年6月23日退任

代表取締役

玉置 肇

12回

12回

100%

2025年6月23日就任

代表取締役

梅田 博和

2回

2回

100%

2025年6月23日退任

取締役

宮部 義幸

2回

2回

100%

2025年6月23日退任

取締役

少德 彩子

14回

14回

100%

-

取締役

隅田 和代

12回

12回

100%

2025年6月23日就任

取締役

和仁古 明

12回

12回

100%

2025年6月23日就任

取締役(社外)

松井 しのぶ

14回

14回

100%

-

取締役(社外)

松尾 豊

12回

12回

100%

2025年6月23日就任

取締役(社外)

中村 邦晴

12回

11回

92%

2025年6月23日就任

取締役(社外)

西山 圭太

14回

13回

93%

-

取締役(社外)

野路 國夫

2回

2回

100%

2025年6月23日退任

取締役(社外)

澤田 道隆

14回

14回

100%

-

取締役(社外)

瀬戸 潤子

12回

12回

100%

2025年6月23日就任

取締役(社外)

重富 隆介

14回

13回

93%

-

取締役(社外)

冨山 和彦

2回

2回

100%

2025年6月23日退任

常任監査役

馬場 英俊

14回

14回

100%

-

常任監査役

德田 佳昭

14回

14回

100%

-

監査役(社外)

江藤 彰洋

14回

13回

93%

-

監査役(社外)

中村 明彦

14回

14回

100%

-

監査役(社外)

由布 節子

14回

14回

100%

-

(注) 中村邦晴の正式な表記は右記です。

(注) 澤田 道隆の正式な表記は右記です。

(注) 中村邦晴の正式な表記は下記です。


(注) 澤田 道隆の正式な表記は下記です。


2025年度の取締役会の主要アジェンダは以下のとおりです。当年度は、特にグループ中長期戦略およびグループ経営改革の進捗モニタリングに重点を置き、これらについては毎月継続的に議論を行うとともに、取締役会以外でも議論の場を設けることで、取締役会としての監督機能の実効性向上に努めました。また、議論のメリハリを明確にするため、各議題について決議事項、報告事項、討議事項に区分した上で審議を行いました。

主要アジェンダ

  • グループ中長期戦略(グループ成長戦略)
  • グループ経営改革の進捗モニタリング
  • 重点投資領域事業の戦略報告
  • YKK㈱とパナソニック ホールディングス㈱によるパナソニック ハウジングソリューションズ㈱の株式譲渡契約の締結
  • AI×ロボティクス等技術トレンド
  • エンタープライズリスクマネジメントの取り組み
  • グループコンプライアンスの取り組み
  • グループ品質コンプライアンス調査報告
  • 政策保有株式の保有意義
  • 監査方針・監査報告 等

指名・報酬諮問委員会の活動状況

1) 指名諮問委員会

指名諮問委員会の委員は、社外取締役松井しのぶ(委員長)、社外取締役西山圭太、社外取締役澤田道隆、代表取締役社長執行役員楠見雄規の4名です。

2025年度は8回開催され、主に以下の内容について審議または確認を行いました。

  • グループCEOのサクセッションプラン
  • グループCEO、執行役員および事業会社社長の後継者候補
  • 取締役等の候補者に関する社内検討の結果
  • 取締役、執行役員、事業会社社長の再任基準のガイドライン

なお、取締役、執行役員、事業会社社長の候補者については、審議内容を取締役会に答申しています。

2) 報酬諮問委員会

報酬諮問委員会の委員は、社外取締役松井しのぶ(委員長)、社外取締役澤田道隆、社外取締役重富隆介、代表取締役社長執行役員楠見雄規の4名です。

2025年度は8回開催され、主に以下の内容について審議または確認を行いました。

  • 株式報酬制度の見直し
  • 取締役、執行役員、事業会社社長の個人別の報酬決定方針
  • 業績評価などに基づく個別の支給内容、競合他社、関連業界などの状況を踏まえた取締役、執行役員、事業会社社長の報酬体系、内容および水準等

なお、取締役、執行役員、事業会社社長の報酬制度については、審議内容を取締役会に答申しています。

各委員会の委員、出席回数および出席率は以下のとおりです。

地位

氏名

指名諮問委員会

報酬諮問委員会

社外取締役

松井 しのぶ

8/8回 (100%)

8/8回 (100%)

西山 圭太

7/7回 (100%)

-

澤田 道隆

8/8回 (100%)

8/8回 (100%)

重富 隆介

-

7/7回 (100%)

代表取締役 社長執行役員

楠見 雄規

8/8回 (100%)

8/8回 (100%)

(注)

  1. 社外取締役西山圭太は、2025年6月23日付で指名諮問委員会の委員に就任しています。
  2. 社外取締役重富隆介は、2025年6月23日付で報酬諮問委員会の委員に就任しています。
  3. 社外取締役松井しのぶ、社外取締役澤田道隆、代表取締役社長執行役員楠見雄規については、2025年4月1日から同年6月22日までに開催された指名・報酬諮問委員会の出席回数および出席率も含めて記載しています。

取締役会の実効性評価

当社は、毎事業年度に、取締役会出席メンバーを対象とした取締役会実効性評価を実施しています。実効性評価の結果については取締役会報告議案として共有し、取締役会出席メンバーから提起された課題および改善策等について取締役会で議論を行っています。その議論の結果を踏まえ、今後の取締役会の体制、運営改善等の施策を検討・実施することで、継続的にPDCAサイクルを積み重ね、取締役会の実効性向上およびガバナンスの強化に繋げています。

1) 2024年度の実効性評価を踏まえた2025年度の重点的な取り組み

2024年度の実効性評価では、取締役会メンバーが当社の企業価値向上に向けて一致団結し、社外役員と執行側が連携して経営改革の意思決定を行うことができ、実効性が発揮された年であったとの評価がされました。一方で、当社グループの目指すべき姿や成長戦略の解像度をさらに上げるために、2025年度は集中的に成長戦略について議論を行うべきであり、実効的な議論に向けた仕掛け(アジェンダ設計、ディスカッションポイントの明確化、取締役会に対する情報提供の一層の充実等)の検討が必要との課題が抽出されました。

上記評価結果を受け、2025年7月30日開催の取締役会において、現状の取締役会の課題に対する改善策、年間アジェンダ、2025年度の取締役会運営方針について議論し、以下の点について取締役会で提言がされ、重点的に取り組んできました。

  1. 社外取締役の取締役会議長就任に伴い、毎月、取締役会議長とグループCEOの間でアジェンダ等を確認・決定
  2. グループ経営改革の進捗モニタリングや、次の中期グループ戦略の策定に向けた議論は毎月実施
  3. コンプライアンス事案の監督強化
  4. 実効的な議論を行うための仕掛けとして以下を実施

    ・原則、取締役会の開催日の1週間前を目途に議案資料を共有

    ・取締役会では、起案者がPHD戦略会議でどのような議論をしたかを説明に盛り込むことを徹底

2) 2025年度の取締役会実効性評価

当年度の実効性評価は、前年度に引き続き、取締役の任期サイクルに合わせ、2026年4月から5月にかけて、インタビューおよびそれを効果的に行うための自由記述式のアンケートを実施することにしました。

アンケート概要は以下のとおりです。

  • アンケート実施期間:2026年4月初旬~2026年4月中旬
  • 評価対象期間:2025年6月~2026年5月
  • アンケート対象者:取締役・監査役・陪席執行役員
  • アンケートの形式:全3問(自由記述形式)
  • アンケート項目:
  1. 「グループ経営改革の進捗モニタリング」と「グループ戦略の議論」を振り返って、良かった点・改善すべき点
  2. 上記以外のアジェンダを振り返って、良かった点・改善すべき点
  3. 2026年度の優先アジェンダについて

3) 取締役会実効性評価の結果と課題

アンケートおよびインタビューの結果、2025年度は、取締役会の主要アジェンダをグループ経営改革のモニタリングおよびグループ戦略の策定に重点 を置き、これらについては毎月継続的に議論を行うとともに、取締役会以外でも議論の場を設けたことで、本来取締役会が担うべき役割に注力し、その機能を効果的に発揮できたと評価されました。

また、グループ成長戦略の議論にあたっては、事業CEOも参画し、各事業の戦略も含め、より具体的かつ踏み込んだ議論が行われるようになったことで、グループ戦略に対する理解と議論の質・深さが向上したとの評価もありました。

一方で、グループの成長戦略の実現に向けて、当社のホールディングスとしての役割やそれを支える機能戦略などについては、議論をさらに深めるべきという課題や長期的にグループの目指す姿についても議論を通じて、解像度をより高めていくべきとの課題が抽出されました。

また、ガバナンスリスクに対する予防的・先行的な監督機能の強化の必要性についてもコメントがありました。

4) 課題の改善策と運営方針

2026年7月30日開催の取締役会において、上記実効性評価で抽出された課題の改善策について議論がなされ、2026年度は以下の取組みを行う旨の提言がされました。

  1. 2028年度調整後営業利益7,500億円の確実な達成に向けた監督と領域別戦略の具体化に注力
  2. 中長期的視点でのグループ戦略は、取締役会以外の場(オフサイト)も利用し集中的に議論
  3. コンプライアンス・リスクマネジメントは、引き続き重要議題として定期モニタリングを実施
    特に全社横断で影響が大きいサイバーセキュリティ対策、地政学リスクを重点的に監督
  4. 取締役会の知見拡大取り組みの更なる充実
  5. 2026年7月改訂のコーポレートガバナンス・コードを踏まえたアジェンダの設定

取締役会の運営については、社外役員コミッティの場も活用し、随時レビューを行い、更なる改善を図りながら、継続して実効性の強化に向け取り組んでまいります。