一人ひとりへのサポート:LGBTQ

写真:青、緑、黄色、赤などのカラフルな色でデザインされた旗 写真:青、緑、黄色、赤などのカラフルな色でデザインされた旗

*「LGBTQ」とは、「Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)」「Gay(ゲイ、男性同性愛者)」「Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)」「Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)」「QueerやQuestioning(クイアやクエスチョニング)」の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称です。

行動基準

「パナソニックグループ コンプライアンス行動基準」において、各国の法令を踏まえ、性的指向、性自認に関する差別的言動を行わないことを明記しています。

社内での取り組み

人事関連制度への適用

当社では2016年4月より慶弔休暇、育児・介護支援、単身赴任手当等の人事関連制度において、法的要件等で対象外となるものを除き、同性パートナーにも配偶者に準じた取り扱いを適用しています。

※国内外の関連会社においては、各国毎の法令順守を前提とし、各社毎に対応しています。

相談窓口の設置

社内にセクシュアル・ハラスメントやパワー・ハラスメントをはじめ、いかなる内容についてもメールまたは電話で相談できる窓口を設置しています。(匿名・無記名可)

社内での理解促進研修

LGBTQの人への理解を促し、LGBTQの社員が働きやすい職場を実現するために、2016年2⽉より、⼈事機能、管理職、社員への研修を実施しています。人事への研修では、LGBTQの人に関する基礎知識に加え、差別的言動への対処方法、当事者のニーズへの対応方法などを伝えています。

社内での情報発信

社内イントラネットでも、LGBTQの方々への理解促進のための情報や、LGBTQの社員を支援するイベントへの参加を呼びかけるための情報発信を行っています。

画像:イントラサイトの画面キャプチャ「みんなでDEIしよう!」

社内ネットワーク

パナソニックグループ内では、「アライになろう」をスローガンに理解者を増やす取り組みを行っています。「アライ」とは、LGBTQの方々を積極的に支援し、行動する人のことです。LGBTQの方々の中には、職場内で直面する働きづらさについて誰にも相談できず、日々困難を感じている人もいます。同僚や上司が「アライ」として意思表示することで、悩みを相談でき、カミングアウトしやすくなるためストレスを減らすことができます。

※国により法令や慣習が異なるため、各国毎に法令順守を前提とし、文化慣習に適切に配慮して対応することとしています。

画像:「アライになろう」をスローガンとする取り組みのロゴマーク。「LGBT ALLY Panasonic」

社内コミュニティ活動

「PRN(Panasonic Rainbow Network)」は、LGBTQの当事者と、その支援者・サポーターであるALLY(アライ)のための社内コミュニティです。「LGBTQの当事者は、同じチームにいるかもしれない」ということを⼀⼈でも多くの社員に伝える活動をしています。

画像:PRN(Panasonic Rainbow Network)のロゴマーク

賛同表明している取り組み

work with Prideへの参画

当社は、2014年度から、性的指向・性自認等に関わらず働きやすい職場づくりに取り組む任意団体「work with Pride」へ参画。毎年、同団体の東京レインボーウィークへの出展やイベント開催に協力しています。

画像:「work with Pride」ロゴマーク

PRIDE指標ゴールド表彰を8年連続受賞

同団体が日本で初めて策定した性的マイノリティに対する企業等の取り組みの評価指標『PRIDE指標』では、2016年から2023年までの8年間連続して最高ランクのゴールド表彰を受賞しています。​

関連情報:

画像:「work with Pride / Gold 2023」ロゴマーク

「EqualityActJapan」への賛同

日本における「LGBT平等法」の制定を目指す署名キャンペーン「EqualityActJapan」への賛同を2021年に表明いたしました。

画像:「EqualityActJapan」のロゴマーク。#Equality Act Japan「日本にもLGBT平等法を」

東京レインボープライドへの協賛

LGBTQをはじめとするセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の存在を社会に広め、多様性を祝福するイベント「東京レインボープライド」に協賛しています。​

画像:「TOKYO RAINBOW PRIDE」ロゴマーク