一人ひとりへのサポート:多様な働き方とワーク・ライフ・バランス
「一人ひとりへのサポート」とは、多様な個性をもつ一人ひとりが挑戦に向き合えるように支援していくことです。多様で柔軟な働き方が選択できる環境や仕組みを整えることでワーク・ライフ・バランス実現の支援に取り組んでいます。
仕事・役割等級制度
当社は「現在担う仕事・役割」に基づき報酬を決める「仕事・役割等級制度」を導入。報酬体系上、性別・性自認などはもとより、個々人の属性その他による格差はありません。また、管理職層においても、属性にとらわれない多様性の確保に取り組んでいます。
ワーク・ライフ・バランス支援
多様な⼈材が挑戦し活躍できる環境づくりの⼀環として、社員のワーク・ライフ・バランス実現への⽀援に積極的に取り組んでいます。育児や介護と仕事を両立するためには、本人が積極的に対応することが必要ですが、それだけでは乗り越えられないこともあり、上司を含めた職場の理解と支援が必要となります。両立のための各種制度の説明や上司と部下の関わりをまとめた両立応援ガイドブックも作成し、育児や介護の状況にあっても、安心してキャリアを継続できるよう応援しています。
「e-Work」推進、そしてリモートワーク制度の新設
従来から時間や場所に制約されない効率的な働き方として「e-Work」を推進しており、約4万人の社員を対象に「在宅勤務制度」を導入しています。COVID-19の影響により、在宅勤務を利用する動きが一気に加速し、IT・デジタル技術を駆使した新たな働き方が浸透したことを受け、2021年4月からは在宅勤務を基本とし必ずしも出社することを前提としない新たな働き方として、リモートワーク制度を新設。1カ月あたり半分以上を在宅勤務する社員1万人以上が活用しています。

多様で柔軟な働き方を支援
社員それぞれの勤務形態や属性を問わず、誰もが年次有給休暇を半日単位・時間単位で取得できるよう制度を改定しています。加えて労働時間途中における個人都合による不就業や、それに対する休暇の充当についても可能とすることで、より多様で柔軟な働き方への対応を実現しています。多様で柔軟な働き方の加速を通じて、生産性の向上とワーク・ライフ・バランスの実現につなげていきます。

妊娠・育児中の社員へのサポート
男性取得可能
女性取得可能
妊娠前
妊娠中
産前・産後休暇
育児休業制度
妊娠・育児中の社員のキャリアサポート
「両立応援ガイドブック【仕事と妊娠・出産・育児編】」を用いて会社制度の理解促進を図るとともに、上司のマネジメントガイドとして妊娠中から育児期まで、それぞれの部下の状況に合わせたコミュニケーションを推進しています。

パナソニックキッズハウス
「仕事と育児の両立支援」と「子どもを生み育てやすい社会づくりへの貢献」を目的に、大阪府交野市の星田社宅(直営賃貸住宅)内にパナソニックの社内保育施設「パナソニックキッズハウス」を設置しています。

介護中の社員へのサポート
介護中の社員へのサポート
「両立支援ガイドブック【仕事と介護編】」を用いて、会社制度の理解促進を図っています。また、上司へのマネジメントガイドとして、介護が発生する前段階から、介護発生後まで、それぞれの社員の状況に合わせたコミュニケーションのあり方についても解説しています。

介護セミナー
2016年度より各事業場・拠点にてセミナーを開催しており、仕事と介護の両立に必要な基礎知識や備えの必要性について啓発を行うとともに、セミナーを通じて責任者の理解促進と職場風土の醸成を図っています。
2021年度からは社員・管理職向けのオンラインセミナーも開催しています。
介護両立応援サイト
介護が発生する前段階から発生後まで、ステージごとに利用できる社内外の支援制度や基本情報をまとめて提供しています。
また、介護専門会社と提携した介護相談窓口を設置し、社員が介護の悩みをいつでも相談できる体制を整えています。

次世代育成支援対策推進法に関する行動計画
次世代育成支援につながる行動計画を策定
当社は国の掲げる次世代育成支援対策推進法に沿って、行動計画を策定しています。仕事と育児・介護の両立支援、女性活躍躍進、次世代育成支援について貢献する企業となることを目指します。