一人ひとりへのサポート:高年齢者雇用

写真:新しいキャリアを積む高年齢者のイメージ 写真:新しいキャリアを積む高年齢者のイメージ

人生100年時代を踏まえ、社員一人ひとりの早期からの自律的なキャリアづくりの推進や、高年齢者の多様な就労ニーズに対応した施策を推進しています。

※ここでは、日本地域の取り組みを中心にご紹介します。

自律的なキャリアづくりの推進

個人の就業意識やライフプランの多様化を受けて、社員一人ひとりが自らの人生をデザインできるよう、会社として支援を行っています。例えば、早期からの自律的なキャリアづくりのため、キャリアデザイン・ライフデザインに関する啓発セミナーを節目年齢ごとに受講できる仕組みを全社的に展開・推進しています。また、退職金制度としては、2013年7月に従来の確定給付年金制度から、自らのキャリア設計に合わせたポータビリティの高い確定拠出年金制度へと刷新。社員向けの投資教育を拡充しつつ、資産形成を支援しています。

写真:啓発セミナーを視聴する社員のイメージ

高年齢者の就業機会の確保

60歳での定年退職後も就業を希望する社員が、再雇用という形で継続して働ける「ネクストステージパートナー制度」を導入しています。この制度は、社員が長年培った専門性や経験、スキルを活かして働き続けられるよう支援するとともに、年齢を重ねても働きたいというニーズに応える社会的意義があります。また、公的年金の受給開始までの経済的な安心感を提供するために、労働条件の整備にも注力してきました。さらに、65歳以降も就労可能な仕組みを2021年4月に導入。2025年4月以降は、年齢に関わらず活躍できる環境づくりをさらに加速するため、一部のグループ会社において65歳までの定年年齢引き上げも実施予定です。

写真:定年退職後の継続雇用により、業務に取り組む社員のイメージ

退職後のサポート

早期に退職して社外に新たな活躍の場を見出す社員に対する経済的支援を行うとともに、定年退職後に社外での就労を希望する場合の再就職支援なども行っています。

写真:退職後に社外で新たなキャリアを築く、スーツ姿の人のイメージ。