環境ガバナンス


PDCA※1を軸とするグループ環境経営の推進

環境を含むサステナビリティに関する監督機能は取締役会が有しています。2022年1月より、パナソニックホールディングス(株)(以下、「PHD」)では、サステナビリティに関する重要テーマについての方針、戦略、指標および目標などを議論・方向付け並びに管理を行うことを目的として、取締役会の監督のもとに設置しているサステナビリティ経営委員会を原則月1回開催してきました。
また、2024年よりPHDにサステナビリティに関連する機能横断のサステナビリティ経営強化プロジェクトを設置するとともに、事業会社ごとにサステナビリティの推進体制を整備することで、グループ全体の連携体制を構築しています。
そして、2026年度より、グループ戦略とサステナビリティ経営を一体として取り組み、事業を通じた社会課題解決を一層進められるように、事業CEOも参加する経営会議であるGroup Transformation Round Table等にて、サステナビリティに関する方針、戦略、指標および目標等の議論・方向付け等を引き続き実施します。よって、従前のサステナビリティ経営委員会は、2025年度末を以って発展的に解消しました。

環境経営の取り組みは、グループCTO(2026年6月現在、執行役員 小川立夫)のもと、以下のPDCA※1サイクルで実施されます。
環境基本方針に基づき、各事業会社の自主責任経営のもと、グループ全体の環境責務遂行と競争力強化を目指して、毎年度の事業計画に連動した環境の重点KPIや目標を設定します。これがグループの中長期環境行動計画であるGREEN IMPACT PLAN(GIP)です。(Plan)
KPIや目標達成に向けた活動は、環境パフォーマンスデータとして各テーマに応じて、月度、四半期、年度単位で実績を収集し、随時関係部門で共有し、必要に応じて追加策を実施します。(Do)
年間の実績データは、第三者による精査や現地往査を経て、独立保証を受けた後に社内フィードバックと社外開示を行います。ステークホルダーからの意見を次の施策に活かし、継続的な改善を図ります。(Check)
GIPで設定したKPIの進捗や課題等はGroup Transformation Round Table等で議論され、審議・決定事項は内容に応じてサステナビリティの監督機能を持つ取締役会へ報告され、迅速な意思決定と次なる行動につなげます。(Action)

※1 業務改善や品質向上などを目的とするフレームワークで、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4つのステップを繰り返し行うことで、継続的な改善を図る手法

サステナブル経営推進コンソーシアムは、2020年に開始されたカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーなどの環境課題を中心としたサステナビリティ課題解決を目指すグループ横断の有志コミュニティ活動です(2026年6月現在、1100名)。コンソーシアムの各参加者がそれぞれの本業に活かすことを前提に、グループ共通課題の定義と、活動のインキュベーション、重要課題のギアチェンジ、衆知を集めた課題解決の加速、に取り組んでいます。本活動を通じて、組織の壁を越えて機能・リソースを連携し、各参加者の専門性を活かして、行動のスピード向上と生産性向上につなげます。