エンプロイー・ジャーニー(社員の体験価値向上)

写真:入社後の社員たちが、オフィスで業務に取り組む 写真:入社後の社員たちが、オフィスで業務に取り組む

パナソニックグループでは、社員一人ひとりが個性や能力を最大限に活かし、働きがいを感じられるよう、入社前からオンボーディング、キャリア開発、評価、昇進、異動・出向など、さまざまな場面で挑戦できる機会を提供しています。また、グループ共通の行動指針「Panasonic Leadership Principles(PLP)」に基づいた人材マネジメント施策を通じて、今後も社員一人ひとりの体験価値を高めていきます。

※ここでは、日本地域の取り組みを中心にご紹介します。

入社前~入社時

  • 様々な経験を持つ人に活躍いただけるよう、高専生や新卒、キャリア採用、障がいのある人など、それぞれの人向けの採用活動を行っています。
  • 経営理念や求める人材について説明し、実際に当社で働く社員の姿を紹介しています。
  • 学生が一人ひとりに適したタイミングで将来について考えるきっかけづくりのために、パナソニックキャリアデザインプログラムを推進。仕事や働き方についての情報提供や、各種セミナー、インターンシップなどの開催を行っています。
  • 自律したキャリア形成を促し、事業領域や職種とのミスマッチを防ぐことを目的に、初期配属(事業領域・職種)を確約する採用を行っています。
  • 生成AIを用いた採用に関する情報提供(AI Career Supporter)を試験的に導入し、行動特性に適した仕事内容を提案するなど、学生の初期キャリアの選択を支援します。
  • 内定者の交流や新入社員研修などの機会を用意しています。
イラスト:ビジネスシーンでの握手

オンボーディング~活躍

  • A Better Dialogue」の取り組みの一つとして、「1on1 Meeting」を実施しています。社員本人と上司の間での対話の質と量の向上を図り、成長や挑戦を支援するための取り組みです。
  • 多様な働き方を推進するため、リモートワークや半日/時間単位の有給休暇などの制度を用意しています。
  • 自らの「アンコンシャス バイアス(無意識の思い込み)」に気づき、発言や行動を意識できるようになるための研修「アンコンシャス バイアス・トレーニング」を実施しています。
  • 多様な個性をテーマに、様々な社内コミュニティが自発的に活動しています。
  • 障がいのある人LGBTQ+高年齢者など、多様な社員が挑戦し活躍する環境づくりを推進しています。
イラスト:オフィスで複数の社員が意見を出し合っている

学習~キャリア開発

  • グループ社員全員に対して、グローバル共通で最低限求める「グローバル共通コアナレッジ体系」を設定しています。
  • 対象年齢の全社員に対して、キャリアの棚卸し、価値観やスキルの確認、自律的なキャリア形成を進めるための「キャリア&ライフデザインセミナー」を実施しています。
  • 女性社員を対象に、管理職としての活躍を視野に入れた「キャリアストレッチセミナー」を開催しています。
イラスト:社内セミナーで登壇する人と視聴する人たち

評価・抜擢・昇進

  • 挑戦する一人ひとりの機会の公平性を追求し、評価や登用などの制度・仕組みを整備しています。
  • 多様な人材が活躍できる環境づくりを目指し、女性の管理職登用を積極的に推進しています。
イラスト:評価されて喜ぶ社員のイメージ

育児・介護等のライフイベント

  • ノンコアフレックスタイム制勤務の他、短時間勤務、短時間フレックス勤務、半日勤務など、柔軟な働き方の仕組みを整備しています。
  • 「育児応援カフェポイント制度」によって、延長保育などの託児サービス費用の一部が補助されます。
  • 介護セミナーの開催や相談受付、介護費用の補助、介護休暇などの総合的なプログラムによって、介護と仕事の両立を支援しています。
イラスト:自宅で子どもに絵本を読み聞かせする男性

出向・異動・転勤

  • 新たな人材を必要とする部門が求める人材要件を明確にして社内で公募し、自ら手を挙げて異動する「eチャレンジ」や、他部門の業務を兼務する「複業」などの制度を整備・推進しています。
イラスト:様々な場所で業務に取り組む社員たち

退職・再雇用

  • 2024年4月より、退職で終わらない企業と個人の新たな関係を構築し、協業・共創を生み出すことを目的に「パナソニックグループ・アルムナイコミュニティ」を運用しています。2024年6月時点ですでに300人を超えるアルムナイが登録され、今後さまざまな交流の機会を設けていきます。
  • 60歳での定年退職後も就業を希望する社員を65歳まで継続雇用する「ネクストステージパートナー制度」を核に、社員一人ひとりの早期からの自律的なキャリアづくりの推進と、高年齢者の多様な就労ニーズに対応したネクストステージプログラムを拡充。現在は、65歳以降の継続雇用への取り組みもスタートしています。
イラスト:継続雇用で働き続ける高年齢者のイメージ