水で電池を作ってみよう!

LEDは点灯したかな?それではどうしてなのか解説するよ!

どうして? LEDは点灯したかな? はじめに電池をつないだ時は、水に電気が流れて水から水素と酸素ができるんだよ。図のように電池のマイナス極から電子が水の中に入り、その電子に水が反応(はんのう)して水素と酸素ができるんだ。これは水の「電気分解(ぶんかい)」というんだよ。  そのあと、水素と酸素から電子と水ができて電気が発生!それで電池なしでも電気が流れてLEDが点灯するんだよ。 このように、水素と酸素が結びついて電気が発生するしくみを「燃料電池」というんだ。  この燃料電池を利用したものが、最近注目されている燃料自動車。水素スタンドで水素を入れて水素タンクにため、その水素と空気中の酸素を使って燃料電池で電気を発生させ、モーターをまわして走るんだよ。  電気の多くは石油や石炭などをもやす火力発電でつくられているけど、それによって二酸化炭素(にさんかたんそ)がどんどん排出(はいしゅつ)され、温室効果(こうか)が進み、地球の温暖(おんだん)化が進んでしまう。  燃料電池自動車は、電気のほかは水しか発生させないので、環境(かんきょう)にいい車として注目されているんだ。どんどん普及(ふきゅう)するといいね!
どうしてこうなったか?わかったかな?では、次の実験にチャレンジしてみよう!