「東京レインボープライド2023」参加レポート


写真:笑顔で映る参加者の集合写真

4⽉22⽇(⼟)〜23⽇(⽇)の2⽇間にわたり、東京の代々⽊公園で「東京レインボープライド2023」が 開催されました。「東京レインボープライド2023」には、パナソニック コネクトとパナソニック ホールディングスがゴールドスポンサーとして協賛しました。パナソニック ホールディングスはブースを初出展し、2⽇⽬のパレードには、パナソニックグループで約200⼈もの社員が自ら手を挙げ参加しました。

※所属や肩書などの情報は、イベント開催当時のものです。


東京レインボープライドとは


「東京レインボープライド」は、LGBTQをはじめとするセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の存在を社会に広め、「“性”と“生”の多様性」を祝福するイベントです。2012年より毎年開催され、当事者と支援者がつながる場を提供してきました。2023年は、「変わるまで、続ける」をテーマに開催。誰もが公平に、幸せに暮らせる未来のために、諦めずに活動を続けていこうという主催者の思いに多くの企業や団体、個人が賛同し、カラフルなブースやステージが設置された会場に2日間でのべ24万人が足を運びました。

ブース出展


パナソニック ホールディングスは、「“カゾク”写真館」と題したプロのフォトグラファーによる撮影ブースを出展しました。ここでいう「カゾク」とは、⾎のつながった「家族」という枠にとらわれない、パートナーや友⼈、ペットなど、その⼈が幸せだと感じられる相⼿との関係性を指しています。

ブースの出展企画はパナソニックグループの社内コミュニティ「PRN(Panasonic Rainbow Network)」のメンバーが⽴案し、パナソニックで社内向けにDEIに関するコンサルティングを⾏っているユニット「ふつう研究室」が具現化しました。撮影した画像はその場で⼆次元コード化され、そのコードを読み込むとデータを受け取れる仕組み。ブース内では、パナソニックグループで⾏ってきたLGBTQサポートの取り組みやDEIの活動の様⼦も展⽰しました。

「“カゾク”写真館」には2⽇間で約380組が来場。「LGBTQ ALLY Panasonic」と書かれたレインボーカラーの旗を掲げて楽しそうに撮影する⼈々で賑わいました。

来場者の声


パナソニックグループで働く知り合いからブースのことを聞き、気になって来てみました。私自身、同性のパートナーがいて今度子どもが生まれるので、マタニティフォトとして利用しました。パートナーとの「今」を写真に残せて嬉しかったです。


パートナーと一緒に撮影

イラスト:大人二人のイメージ

パナソニックグループがこれだけLGBTQのサポートに力をいれているとは知らなかったです。プロのフォトグラファーに撮影いただける機会はなかなかないので、体験できて良かったです。


お一人で撮影

イラスト:大人一人のイメージ
写真:笑顔で映る「ふつう研究室」とパナソニックグループ DEI推進事務局のメンバー

ブース運営を担当した「ふつう研究室」とパナソニックグループ DEI推進事務局のメンバー

パレード


「東京レインボープライド2023」の2⽇⽬にはアジア最⼤級のパレードが開催され、パナソニックグループも参加。2019年に続く2度⽬の参加となる今回は、各事業会社の役員を含む総勢約200⼈が集まりました。パレードは代々⽊公園を出発し、神南⼀丁⽬交差点から明治通りを歩き、明治神宮前駅の⽅から会場へ戻るという道順。イベントを象徴するレインボーカラーの服やアクセサリーを⾝につけた⼈々がコース沿道から⼤きな声援を送るなか、パレードに参加したパナソニックグループ社員も声援に応えるように 「LGBTQ ALLY」の旗を振り、笑顔でゴールゲートをくぐりました。

写真:パレードの様子

「LGBTQ ALLY」の旗を手に、パレードに参加する社員

参加した社員の声


社内SNSの告知を見かけ、家族で参加してみました。最初は緊張するかなと思ったのですが、娘も楽しそうに歩いていたので、一緒に参加できて良かったなと思っています。


家族で参加した社員

イラスト:大人一人と子ども一人のイメージ

沿道の人たちとハイタッチしたり、車の中から声援をいただいたり、とても元気をもらいました。普段秘書としていろんな方々と出会う機会があるのですが、自分らしくあることを我慢している人がいるかもしれないと配慮しつつ、自身も自分らしく生きていきたいと感じました。


横浜から参加した社員

イラスト:大人一人のイメージ

LGBTQの当事者として、こういったイベントには積極的に参加するようにしています。今回はパナソニックグループとして、同じ会社の人とおそろいのTシャツを着て歩くことができて誇らしい気持ちです。自分たちが働きやすい職場を目指し、LGBTQ ALLY(アライ)が増えるような活動をこれからも続けていきたいと思います。


外国籍の社員

イラスト:大人一人のイメージ

今回、滋賀から参加しました。普段なかなか会うことのない役員や社員のみなさんと直接お話しできて嬉しかったです。「ALLY(アライ)」という言葉はなんとなく知っていましたが、今後はLGBTQや多様性について本格的に学んで、自分にできることをやっていきたいと感じました。思い切って関西からやってきて良かったです!


同僚と参加した社員

イラスト:大人二人のイメージ

参加した役員の声

2017年から継続的に参加しています。私たちの行動が少しでも社会の変化を後押しする一歩になれたら嬉しく思います。

パナソニック ホールディングス株式会社
執行役員 玉置 肇

写真:⽟置 肇(たまおき はじめ)

レインボープライドを通じて、一人ひとりを尊重し称え合うことで、さまざまな知が融合していくことを実感しました。

パナソニック株式会社
CEO 品田 正弘

写真:品⽥ 正弘(しなだ まさひろ)

長年ご参加されている方からこの活動への想いを伺う機会をいただけたことに、感謝しています。

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社
社長 大瀧 清

写真:⼤瀧 清(おおたき きよし)

こうした機会を活かして、気づきと振り返り、そして行動につながるように活動していきたいと思います。

パナソニック株式会社
コールドチェーンソリューションズ社
社長 片山 栄一

写真:⽚⼭ 栄⼀(かたやま えいいち)

社員たちがそれぞれに楽しむ姿を見ることができた喜びとともに、この雰囲気を社内にも波及させていく必要を感じました。

パナソニック株式会社 空質空調社
社長 道浦 正治

写真:道浦 正治(みちうら まさはる)