様々なコミュニティ活動
パナソニックグループ内では、キャリア入社の人や女性、LGBTQ、障がいのある人などが社内コミュニティを自発的に立ち上げ、対話やオンラインイベントなどの多彩な活動を展開しています。
※ここでは、2023年2月時点で活動中のコミュニティについて紹介します。
「キャリアクロスオーバー(略して「キャリクロ」)」は、キャリア採⽤者同⼠が「バーチャル同期」となり、相談しあえる社内コミュニティです。
近年、非常に多くのキャリア採用者が入社するようになりました。キャリア採用者には、新卒で入社した社員と比べて相談しあえる同期が少ないという課題があります。一方で彼らには、それぞれが異なる企業で異なる経験をしてきたという強みもあります。そこでキャリクロは、キャリア採⽤者同士をバーチャルでつなぐことで、お互いが日々の困りごとを質問し、解決しあえる場を提供しています。
現在では、キャリア採⽤者に限らず多くの社員が参加する、知識の共有を通じた事業貢献の場となっています。


参加メンバー
約2,000名(2023年2月時点)
主な活動内容
- 業務課題の相談を投稿できる「相談チャンネル」を社内チャットツール上に設置
- オンライン交流会を不定期で開催
- パナソニックグループの社内用語をまとめた社内Webページを立ち上げ、キャリア採用者が困りがちな独自用語の数々を見える化
活動の様子

運営メンバーが全社イベント「グループDEIフォーラム」に登壇

2023年2月現在、約2,000人の社員が「バーチャル同期」として交流中
「PWN(Panasonic Women’s Network)」は、自分の強みを活かして会社に貢献したいと考えている女性社員中心の社内コミュニティです。
PWNでは、前向きな気持ちや行動を阻害してしまう「ジェンダーによるアンフェア」を無くすことをゴールとして、イベントなどを通じて人脈形成の場づくりに取り組んでいます。そこで生まれたつながりから互いに刺激を与えあうとともに、一人ひとりの声や想いを集めて会社の変革へつなげていくことを目指しています。


参加メンバー
社内チャット「Teams」733名、社内SNS「Yammer」416名(2023年1月時点)
主な活動内容
- 現場の生の声を集めて登壇者とパネルディスカッションする「ウーマン・リーダーズ・サミット」を人事部門と共催
- ロールモデルとなる女性幹部・リーダーを招いて、仕事観や人生観を掘り下げる「女性リーダートークリレー」を開催
- 基幹職登用経験のある女性課長を招いて、キャリア形成のヒントについて考える「女性課長トーク」を開催
活動の様子

女性役員やリーダーをゲストに招いて交流する「女性リーダートークリレー」を開催

「ウーマン・リーダーズ・サミット」では、グループCEOの楠見を交えてパネルディスカッションを実施
「PRN(Panasonic Rainbow Network)」は、LGBTQの当事者と、その支援者・サポーターであるALLY(アライ)のための社内コミュニティです。
最近では⽇本でもLGBTQという⾔葉をよく聞くようになりました。⼀⽅で、「身近にはいない」「何をしてよいのか分からない」という声がまだ少なからずあるようです。PRNでは、「LGBTQの当事者は、同じチームにいるかもしれない」ということを⼀⼈でも多くの社員に伝えるための活動をしています。ALLYが増えることで、⼀⼈ひとりが個性を発揮でき、⼼理的安全性の高い職場となると考えています。


参加メンバー
社内チャット「Teams」193名、社内SNS「Yammer」166名(2023年1月時点)
主な活動内容
- LGBTQの当事者やALLYを招いて、オンライントークイベントを開催
- 社内のチャットツールでLGBTQのリアルな声を発信
活動の様子


「ダイバーシティ・ネットワーク(D&N)」は、障がいという多様性を持つ社員が活き活きと働き、能力を発揮できる組織となることを目指して活動している社内コミュニティです。「より良い商品や体験を世界へ届けたい」という想いをビジョンに掲げ、以下3つのゴールを目指しています。
- 障がいのある社員をネットワークでつなぎ、互いに励ましあい、声をあげていける場所をつくる。
- 障がいのある社員だけでなく、多様性が活かせる組織を目指す仲間を集め、互いを理解し工夫することで、皆が働きやすい環境をつくる。
- 障がいがあるからこその経験を活かして、パナソニックグループのものづくりに貢献する。多様性を活かして付加価値を生む仕組みをつくる。


参加メンバー
社内チャット「Teams」347名、社内SNS「Yammer」227名(2023年1月現在)
主な活動内容
- 障がいのある社員が自らの体験を発信し、どんな協力が必要かといったトークを「D&Nチャンネル」で月1回ライブ配信
- 多目的トイレやエレベーター、スロープなどを記載したパナソニックグループ全拠点の共通マップ「アクセシブルマップ」を作成
- 「グループDEIフォーラム」へ登壇し、障がいのある社員として「声を上げていくこと」の大切さを発信
- 発達障がいのある⼈を理解するためのマニュアルを人事部門とともに作成
活動の様子

「D&Nチャンネル」のライブ配信には100名もの視聴者が集まることも

アクセシブルマップ作成の様子
「Panasonicデフ会」 / 「Silent Lab(サイレントラボ)」は、「聞こえる人」と「聞こえない人」が共に働きやすい環境づくりに取り組んでいる社内コミュニティです。以下、4つのゴールを目指しています。
- 職場で一人ぼっちの「聞こえない人」にとって居場所となる。
- 手話で話せる場、学ぶ場となる。
- 職場での困りごとを投稿し、みんなでアイデアを出し合い、助けあう。
- 聴覚障がいのある社員へのヒアリングとアンケートを通じて、より良いサービスと商品開発に貢献する。




参加メンバー
社内チャット「Teams」182名(Panasonicデフ会)、社内SNS「Yammer」100名(Silent Lab)(2023年1月現在)
主な活動内容
- 全国の事業場で使用されている「Panasonic」の手話を集めて、表現を統一
- 音声に頼らないコミュニケーションを楽しむ「オンライン・チャットトーク」を定期的に開催
- 聴覚障がいのある社員も社内研修を受講しやすくなるよう環境を整備
活動の様子

聴覚障がいのある社員も受講しやすい社内研修環境整備への取り組み
「Panasonic」の手話表現を統一 (動画でご覧ください)