様々なコミュニティ活動

写真:両手のひらの上に、カラフルなペーパークラフトを大切そうに乗せている様子。ペーパークラフトは人の姿をかたどった色とりどりの紙でできており、手をつなぐように輪になっている。 写真:両手のひらの上に、カラフルなペーパークラフトを大切そうに乗せている様子。ペーパークラフトは人の姿をかたどった色とりどりの紙でできており、手をつなぐように輪になっている。

パナソニックグループ内では、キャリア入社の人や女性、LGBTQ+、障がいのある人などが社内コミュニティを自発的に立ち上げ、対話やオンラインイベントなどの多彩な活動を展開しています。

※ここでは、2023年6月時点で活動中の、日本地域のコミュニティについてご紹介します。

 「キャリアクロスオーバー(略して「キャリクロ」)」は、所属部署や担当業務が異なる者同士が、「バーチャル同期」となって相談しあえる社内コミュニティです。

近年、非常に多くのキャリア採用者が入社するようになりました。キャリア採用者は、新卒で入社した社員と比べて相談しあえる同期が少ないという課題を抱えています。一方で彼らは、それぞれ異なる企業や業界での経験を通じて培った独自の知識を持っています。キャリクロは、そんなキャリア採用者同士を「バーチャルでつなぐ」ことで、お互いが日々の困りごとを質問でき、解決しあえる場として誕生しました。

現在は、キャリア採⽤者に限らない多くの社員や経営層までもが参加するコミュニティに成長。立場や所属部署に依存しない、情報への公平なアクセスの機会(Equity)を得られる場としても機能しています。

画像:キャリアクロスオーバーのロゴマーク 画像:キャリアクロスオーバーのロゴマーク

参加メンバー
約2,000人(2023年2月時点)

主な活動内容

  • 業務課題の相談を投稿できる「相談チャンネル」を社内チャットツール上に設置
  • オンライン交流会を不定期で開催
  • パナソニックグループの独自社内用語をまとめた社内Webページを立ち上げ、入社後に困りがちな用語の知識ギャップを解消

活動の様子

写真:「グループDEIフォーラム」に登壇する4名の社員

運営メンバーが全社イベント「グループDEIフォーラム」に登壇

画像:キャリアクロスオーバーの広報画像

2023年2月現在、約2,000人の社員が「バーチャル同期」として交流中

「PWN(Panasonic Women’s Network)」は、自分の強みを活かして会社に貢献したいと考えている女性社員中心の社内コミュニティです。

PWNでは、前向きな気持ちや行動を阻害してしまう「ジェンダーによるアンフェア」を無くすことをゴールとして、イベントなどを通じて人脈形成の場づくりに取り組んでいます。そこで生まれたつながりから互いに刺激を与えあうとともに、一人ひとりの声や想いを集めて会社の変革へつなげていくことを目指しています。

画像:PWN(Panasonic Women’s Network)のロゴマーク 画像:PWN(Panasonic Women’s Network)のロゴマーク

参加メンバー
社内チャット「Teams」733人、社内SNS「Yammer」416人(2023年1月時点)

主な活動内容

  • 現場の生の声を集めて登壇者とパネルディスカッションする「ウーマン・リーダーズ・サミット」を人事部門と共催
  • ロールモデルとなる女性幹部・リーダーを招いて、仕事観や人生観を掘り下げる「女性リーダートークリレー」を開催
  • 基幹職登用経験のある女性課長を招いて、キャリア形成のヒントについて考える「女性課長トーク」を開催

活動の様子

画像:「女性リーダートークリレー」の様子を映したZoomの画面。登壇者、参加者の顔が並ぶ

女性役員やリーダーをゲストに招いて交流する「女性リーダートークリレー」を開催

画像:「ウーマン・リーダーズ・サミット」の告知画像

「ウーマン・リーダーズ・サミット」では、グループCEOの楠見を交えてパネルディスカッションを実施

「PRN(Panasonic Rainbow Network)」は、LGBTQ+の当事者と、その支援者・サポーターであるALLY(アライ)のための社内コミュニティです。

最近では⽇本でもLGBTQ+という⾔葉をよく聞くようになりました。⼀⽅で、「身近にはいない」「何をしてよいのか分からない」という声がまだ少なからずあるようです。PRNでは、「LGBTQ+の当事者は、同じチームにいるかもしれない」ということを⼀⼈でも多くの社員に伝えるための活動をしています。ALLYが増えることで、⼀⼈ひとりが個性を発揮でき、⼼理的安全性の高い職場となると考えています。

画像:PRN(Panasonic Rainbow Network)のロゴマーク 画像:PRN(Panasonic Rainbow Network)のロゴマーク

参加メンバー
社内チャット「Teams」193人、社内SNS「Yammer」166人(2023年1月時点)

主な活動内容

  • LGBTQ+の当事者やALLYを招いて、オンライントークイベントを開催
  • 社内のチャットツールでLGBTQ+のリアルな声を発信

活動の様子

画像:第0回「LGBTQとは?」の告知画像
画像:第1回「ALLYな役員によるALLY対談」の告知画像

「ダイバーシティ・ネットワーク(D&N)」は、障がいという多様性を持つ社員が活き活きと働き、能力を発揮できる組織となることを目指して活動している社内コミュニティです。「より良い商品や体験を世界へ届けたい」という想いをビジョンに掲げ、以下3つのゴールを目指しています。

  1. 障がいのある社員をネットワークでつなぎ、互いに励ましあい、声をあげていける場所をつくる。
  2. 障がいのある社員だけでなく、多様性が活かせる組織を目指す仲間を集め、互いを理解し工夫することで、皆が働きやすい環境をつくる。
  3. 障がいがあるからこその経験を活かして、パナソニックグループのものづくりに貢献する。多様性を活かして付加価値を生む仕組みをつくる。
画像:ダイバーシティ・ネットワーク(D&N)のロゴマーク 画像:ダイバーシティ・ネットワーク(D&N)のロゴマーク

参加メンバー
社内チャット「Teams」347人、社内SNS「Yammer」227人(2023年1月現在)

主な活動内容

  • 障がいのある社員が自らの体験を発信し、どんな協力が必要かといったトークを「D&Nチャンネル」で月1回ライブ配信
  • 多目的トイレやエレベーター、スロープなどを記載したパナソニックグループ全拠点の共通マップ「アクセシブルマップ」を作成
  • 「グループDEIフォーラム」へ登壇し、障がいのある社員として「声を上げていくこと」の大切さを発信
  • 発達障がいのある⼈を理解するためのマニュアルを人事部門とともに作成

活動の様子

画像:D&Nチャンネルの告知画像

「D&Nチャンネル」のライブ配信には100人もの視聴者が集まることも

写真:横断歩道のアクセシビリティを確認する様子。電動車いすに乗る社員、写真を撮る社員、メモを取る社員の姿などが写る

アクセシブルマップ作成の様子

「Panasonicデフ会」 / 「Silent Lab(サイレントラボ)」は、「聞こえる人」と「聞こえない人」が共に働きやすい環境づくりに取り組んでいる社内コミュニティです。以下、4つのゴールを目指しています。

  1. 職場で一人ぼっちの「聞こえない人」にとって居場所となる。
  2. 手話で話せる場、学ぶ場となる。
  3. 職場での困りごとを投稿し、みんなでアイデアを出し合い、助けあう。
  4. 聴覚障がいのある社員へのヒアリングとアンケートを通じて、より良いサービスと商品開発に貢献する。
画像:Panasonicデフ会のロゴマーク 画像:Panasonicデフ会のロゴマーク
画像:Silent Lab(サイレントラボ)のロゴマーク 画像:Silent Lab(サイレントラボ)のロゴマーク

参加メンバー
社内チャット「Teams」182人(Panasonicデフ会)、社内SNS「Yammer」100人(Silent Lab)(2023年1月現在)

主な活動内容

  • 全国の事業場で使用されている「Panasonic」の手話を集めて、表現を統一
  • 音声に頼らないコミュニケーションを楽しむ「オンライン・チャットトーク」を定期的に開催
  • 聴覚障がいのある社員も社内研修を受講しやすくなるよう環境を整備

活動の様子

画像:聴覚障がい社員向け 社内研修受講環境整備プロジェクトのスライド

聴覚障がいのある社員も受講しやすい社内研修環境整備への取り組み

「Panasonic」の手話表現を統一 (動画でご覧ください)

「One Panasonic」は、会社の人と人の熱意をつなぐ場として、2012年に発足した有志の会です。2023年にミッション、ビジョン、バリューを再定義し、様々な企画や施策を通じてタテヨコのつながりをつくる活動を継続しています。

ミッション:働くみんなの「幸せ」のチカラになる
ビジョン:多様な人々をつなぐハブになる/想いをカタチにするきっかけになる
バリュー:Start with “WHY”/Act with “Passion”/Grow with “Team”

画像:One Panasonicのロゴマーク 画像:One Panasonicのロゴマーク

参加メンバー
幹事22人(2023年8月時点)

主な活動内容

  • 自己と向き合う機会やロールモデルの獲得を目的とした、グループ横断の「ななめメンター制度」の企画
  • 社内コミュニティ「松下村塾(まつしたむらじゅく)」との共催で、若手主導の交流の場である「ゆるっと交流会」を実施
  • 新入社員歓迎イベントを毎年開催

活動の様子

写真:10周年記念イベントでの記念撮影

活動10周年を記念して開催した「リーダーシップ」がテーマのイベントには、リアル・オンライン合わせて100人以上が参加

画像:「ゆるっと交流会」の画面キャプチャ。参加者の顔が並ぶ

新しいタテヨコのつながりを発⾒できる「ゆるっと交流会」

「松下村塾(まつしたむらじゅく)」は、創業者・松下幸之助の唱えた「一日教養、一日休養」を実践するオンライン勉強会です。

松下村塾では、視点や知識を広げて新しいアイデアを⽣み出し、組織全体の成長を促すことを目指して、2018年から毎週末に勉強会を開催しています。これまでに5,000人以上もの社員が知識やスキルを共有し、互いに刺激を受け合っています。また、この勉強会から社内ネットワークが形成され、社員が強みや知見を発信できる機会が生まれています。

画像:松下村塾のロゴマーク 画像:松下村塾のロゴマーク

参加メンバー
約800人(2023年2月時点)

主な活動内容

  • 「一日教養、一日休養」を実践する場として勉強会を開催
  • パナソニックグループ横断型のメンタリング制度「ななめメンター」を提供

活動の様子

画像:勉強会の画面キャプチャ。参加者の顔が並ぶ

オンライン勉強の様子

画像:勉強会の告知サムネイルが並ぶ

これまでに様々なテーマで勉強会を開催

パナソニックグループではDEIの領域にかかわらず、同じ価値観や思いを持つ社員が事業会社・部門を越えて主体的に活動しています。2023年6月10日開催の社内イベント「ERGカーニバル2023」には、以下20団体が登壇しました。

ERG: Employee Resource Group(従業員リソースグループ)の略

団体名

概要

IKUJI Chatter

子育て中や子育てに関心のある社員が交流し、育児も仕事ももっと楽しむためのコミュニティ

組織や業務を越えた「バーチャル同期」をつくれるプラットフォームを提供

有志団体 航空宇宙事業本部

航空宇宙事業をグループ内に本気で立ち上げたい!と発足した団体

介護語り場

“介護”に直面している、将来的に不安を感じる、事業を検討しているなど、ケアラー当事者や応援者が支えあうコミュニティ

技術チャレンジ部

「成長の場の相互提供」をコンセプトにした有志活動

障がいがある社員、障がいを理解したい社員、商品開発のヒントを見つけたい社員が活動

DAO(自律分散型組織)研究会

Web3.0時代に向け、新しい組織のあり方である「DAO」を、実践しながら研究

聞こえない社員と聞こえる社員が共に働きやすい環境づくりを考えるコミュニティ

ななめメンター

メンターのマッチングをグループ横断で実施

LGBTQ+当事者の心理的安全性を高めたいと活動する、LGBTQ+ALLYの社内コミュニティ

BOOST CONTEST

会社や社会の変革を目指す社員に社内外のネットワーク構築の機会やマインド・スキルセットを提供

学び・出会いを企てる、「松下村(パナソニック)」社員による「塾」活動

ラジオマンション

毎週月曜日と水曜日にラジオ番組を配信するコミュニティ

「一歩踏み出す個人をつくる」、「ヨコパナの実現」を軸に、多様なイベントを企画・運営

Working Parents Net(WPN)

働きながら家事・育児を頑張る社員、仕事と育児の両立を目指す社員のためのコミュニティ

English Club

オンラインで英語を話せる場として運営されているコミュニティ

No Border Journey

地方勤務者の出張時の不安解消、好奇心喚起のプラットフォーム

ロールモデルを探すためのオンライン女子会をきっかけに生まれた、グループ唯一の女性有志団体

こせしおの部屋

一人ひとりが幸せに働ける風土づくりを推進する社員によるコミュニティ

経営基本方針ハンドブック朗読動画

経営基本方針を身近に感じやすくするための動画作成を目的に立ち上げられたコミュニティ