目の見えない少年が日々経験している困難とはどんなものなのでしょうか?彼のクラスメートたちは、ある日の体育の時間、目隠しをしながら、音だけを頼りにしたボール遊びに挑戦することに。そこで彼らが初めて実感した感覚とは一体…?
ブラジル
Thinking School
海辺の町に住み、毎年海岸にどれだけのプラスチックごみが捨てられているかを目の当たりにした少女たちは、プラスチックが環境や生物に与える悪影響の大きさを知ります。そんな彼女たちが思いついたのは、再利用可能な水筒を作り、販売することで、使い捨てペットボトルを減らすプロジェクトでした。
アメリカ合衆国
Ocean Township Intermediate School
タケノコ料理を食べながら、母親と竹の特徴や「竹」の語源について話している女の子。彼女はそれをきっかけに、何気ない生活の中のいたるところで竹が活用されていることに気づいていきます。
中国
Xu Jiang Experimental School
みなさんは「米ストロー」という環境配慮型の製品をご存じですか?米ストローを採用しているカフェや製造企業などへのインタビューを通して、環境問題はもちろん食品ロス削減や雇用創出にまで広がる、その秘められた可能性に迫ります。
日本
高田中学校
いつもは雨が降らないはずの季節に雨が降っているのはなぜ?気候変動に気づいた少年は、自分にできることはないかと考えた末に、貴重なおこづかいを握りしめて出かけることにしました。彼が買いに行ったものとは…?
インドネシア
Regina Pacis Bogor Elementary School
環境汚染を減らすために自分たちでできることを探す学生たち。 様々な試行錯誤の結果、彼らの生み出したキャンペーンは多くの人の注目を集め、活動の輪はどんどんと広がってゆくことに。
インドネシア
Labschool Kebayoran Junior High School
第一部
その後MCのカルティダさんがKWNの説明をし、主催者からの挨拶がありました。
最後は全員が日本語で、「コンバンワ」! リラックスした雰囲気が一気に広がりました。
自身のプロジェクトアイデアを「心の健康」や「やり抜く力」、「スポーツ心理学」と説明し、みんなには、友達に親切にすることやスポーツを楽しむことを呼びかけてくれました。
セミナーの参加者や視聴者のみんなが、次世代のリーダーとして活躍するヒントになることがいっぱいのスピーチでした。
各国のみんなが事前に用意していた2024年に向けたSDGsのアクションプランを会場のスライドで発表し、MCのカルティダさんが紹介しました。
IOCヤングリーダーセミナーでスピーチしてくれたアルフォンソ・ガルベスさんは、このプログラムにオブザーバーとして参加。MCのダリオさんの「気になったアクションプランは?」の質問に、ベトナムの児童たちとインドネシアの生徒たちのアクションプランを挙げ、該当するチームのリーダーたちはアクションプランのくわしい説明をしてくれました。
第二部
「パナソニックアワード」は、世界中のパナソニック社員の投票によって選ばれるアワード。「KWNファンズアワード」は、世界中の誰もがオンラインで投票できるアワード。「KWNキッズアワード」は、今回アワードにノミネートされた参加校が自身以外の作品で最も優れていると評価した作品を選ぶ、本アワードの中でもっとも重要なアワードです。
発表はプライマリー部門、セカンダリー部門の順で行われました。
受賞したのは「パナソニックアワード」では、プライマリー部門は中国の「Bamboo Language & Childlike Innocence」、セカンダリー部門は日本の「米ストローから覗く世界」が受賞。
「KWNファンズアワード」では、プライマリー部門はインドネシアの「Rain in July」、セカンダリー部門はインドネシアの「SANGHARA」が受賞。
そして「KWNキッズアワード」では、プライマリー部門はブラジルの「Beyond the Gaze」、セカンダリー部門はアメリカの「Refilling Station to Combat Water Pollution」が選ばれました。