
世界各国の子どもたちが参加するKWNグローバルサミット2023が、今年も昨年に引き続きオンラインで開催されました。
今年は自分の国の言葉での挨拶を教え合う「挨拶リレー」や、IOCヤングリーダーによるミニセミナー、
優秀作品に贈られる3つのアワードの発表などが実施されました。


目の見えない少年が日々経験している困難とはどんなものなのでしょうか?彼のクラスメートたちは、ある日の体育の時間、目隠しをしながら、音だけを頼りにしたボール遊びに挑戦することに。そこで彼らが初めて実感した感覚とは一体…?
海辺の町に住み、毎年海岸にどれだけのプラスチックごみが捨てられているかを目の当たりにした少女たちは、プラスチックが環境や生物に与える悪影響の大きさを知ります。そんな彼女たちが思いついたのは、再利用可能な水筒を作り、販売することで、使い捨てペットボトルを減らすプロジェクトでした。
タケノコ料理を食べながら、母親と竹の特徴や「竹」の語源について話している女の子。彼女はそれをきっかけに、何気ない生活の中のいたるところで竹が活用されていることに気づいていきます。
みなさんは「米ストロー」という環境配慮型の製品をご存じですか?米ストローを採用しているカフェや製造企業などへのインタビューを通して、環境問題はもちろん食品ロス削減や雇用創出にまで広がる、その秘められた可能性に迫ります。
いつもは雨が降らないはずの季節に雨が降っているのはなぜ?気候変動に気づいた少年は、自分にできることはないかと考えた末に、貴重なおこづかいを握りしめて出かけることにしました。彼が買いに行ったものとは…?
環境汚染を減らすために自分たちでできることを探す学生たち。 様々な試行錯誤の結果、彼らの生み出したキャンペーンは多くの人の注目を集め、活動の輪はどんどんと広がってゆくことに。

世界9カ国の子どもたちが集うKWN グローバルサミット2023。今年もオンラインで開催されました。2023年は東京を拠点にアメリカ合衆国・インドネシア共和国・カンボジア王国・中華人民共和国・日本・ブラジル・ベトナム社会主義共和国が参加。
また、インド、フィリピン共和国もオブザーバーとして参加し、にぎやかに、グローバルな交流の時間を楽しみました。
KWNグローバルサミット2023は
YouTubeライブまたはFacebookライブでチェック!
世界が平和で、様々な問題に共に協力していくことが求められる今。世界各国の人がお互いを知り、手を携える重要性はますます増しています。2022年KWNグローバルサミットは、今年も各国優秀校の皆さんが参加し、昨年に引き続きオンラインで開催。お互いの意見を聞き、同じ体験をし、話し合う有意義な時間を過ごしました。


喫煙は、健康だけでなく、たばこを吸わない人や環境にも害を与えます。父親が吸うたばこの煙の影響で普段からひどい咳をしている少年。彼の父親もまた、喫煙によって肺が傷つき、病院で治療を受けているのです。みんなが元気で幸せな生活を送るためにも、喫煙が及ぼす影響について考えてみましょう。
Dich Vong Hau Secondary school
親は子供にとって心強い味方だけど、時には自分で解決することも必要。少年はこれまで自分が経験してきた苦労を思い出しながら、自分の成長記録を改めて振り返ります。
School of Thinking
止まらない地球温暖化。地球をより良い場所にするために、私たちがいまできることはなんでしょうか。植物を育て、自然を大切にすることの大切さを改めて考えてみましょう。どんなに小さなことでも、みんなで力を合わせれば大きな変化を生み出します。
Sumbangsih Duren Bangka Elementary School, Southern Jakarta
喫煙は、健康だけでなく、たばこを吸わない人や環境にも害を与えます。父親が吸うたばこの煙の影響で普段からひどい咳をしている少年。彼の父親もまた、喫煙によって肺が傷つき、病院で治療を受けているのです。みんなが元気で幸せな生活を送るためにも、喫煙が及ぼす影響について考えてみましょう。
Dich Vong Hau Secondary school
私たちの暮らしを豊かにしてくれる地球。しかし、その環境汚染は21世紀の深刻な問題でもあります。環境問題にまったく関心のない少年は、夢の中ですら空き缶のポイ捨て。しかし、捨てたはずの空き缶がなぜか彼の行く先々に現れて、彼を追い詰めます。美しい地球を守るために私たち一人ひとりが環境を気にかけることが重要なのです。
Tien Duong secondary school / Kim No secondary school / Duc Tu secondary school / Lien Ha high school
3回目のオンライン開催となった「KWN グローバルサミット2022」。今年はブラジル・インドネシア・日本・アラブ首長国連邦・アメリカ合衆国・ベトナムの6カ国が参加して開催されました。また、小学校部門(プライマリー)と中学生・高校生部門(セカンダリー)を一緒に実施し、にぎやかに、楽しく、国際交流のひとときを過ごしました。
当日の様子はYouTubeライブ、Facebookライブでチェック!


MCサッシャさんからの「どの作品が好きだった?」「このサミットに参加した感想は?」などの問いかけに、みんな和気あいあいとした雰囲気に。最後は各国を代表して、ベトナムのケビン君があいさつをしてくれました。
ケビン君の「他の参加国の映像を見たりディスカッションしたりすることを通じて、みな同じ夢を持っていることに気がつきました。日々の小さな行動からSDGsゴールを実現させるため、一緒に頑張りましょう。」というクロージングメッセージで、KWNグローバルサミット2022が無事に終了しました。
世界にはまだまだ困難な状況が満ちており、多くの課題が残されています。でも、私たちは信じています。皆がいっしょになって取り組めば、近いうちに今の厳しい状況は乗り越えていくことができると。今年のKWNグローバルサミット2021も様々な国 から優勝校の皆さんが参加し、昨年に続いてオンラインで開催されました。

プライマリー(小学生)部門
一人ひとりはみんな「ちがう」ということ、思いやりがあればその「ちがい」は越えていけるということを描いています。
Escola do Pensar (School of Thinking)
美しさや希望、愛を象徴する花。しかしコロナ禍により、花の需要は激減。この状況に対して子どもたちが感じたことや、取り組めることを紹介しています。
森村学園初等部
コロナ禍によって、大きく変わったくらし。不安を抱えながらも「ニューノーマル」な社会に適応するためには、どうしていくべきかを取り上げています。
Seksyen 9 Primary School
セカンダリー(中学生・高校生)部門
仕事や人間関係から生まれるストレスやプレッシャーを、自然の力で取り除いてあげましょう。身体だけではなく心の健康の大切さを改めて問いかけます。
Earth Educational Center
(Centro Educacional Terra)
きっかけは2011年の東日本大震災。くらしを支える持続可能なエネルギーについて学びました。様々な活動を通して、見えてきた未来への思いを伝えます。
いわき市立平第三中学校
2年続けてのオンライン開催となった「KWNグローバルサミット2021」が2021年12月4日~5日に実施され、4か国の子どもたちが参加。オンラインならではのコミュニケーションで社会課題について学び、アイデアを共有しながらさまざまな活動を楽しみました。
中学生・高校生部門ではTok Janggut Secondary School(マレーシア)が「KWNキッズアワード」と「KWNファンズアワード」のダブル受賞。動画制作に協力してくれたすべての人に感謝する彼らのメッセージにみんなが幸せな気持ちになりました。
最後に、いわき市立平第三中学校の代表2名から、世界を変えるためにみんなが互いに協力しようというメッセージが。「SDGsは政府や企業だけでなく、若い世代も考えてゆくべきこと」 とし、一人ひとりの「小さく、良い行い」を通して、SDGs達成を支えて行こう、と締めくくりました。




応援参加プログラム
KWNグローバルサミットに参加できなかった子どもたちがSDGs達成に向けた、彼らのアイデアやプランを宣言する動画で登場。間接的に、SDGsディスカッションに挑戦する参加者を応援し、サミットを盛り上げてくれました。

KWNファンズアワード
サミットに参加した子どもたちで選ぶ「KWNキッズアワード」の他、KWNを応援するファンの皆さんで選ぶ「KWNファンズアワード」を設定。部門毎に印象的な動画を1つ、オンライン投票していただきました。オンラインでつながった様々な人達に、作品を通して感動を与えられたことは子どもたちの自信になったようです。