リサイクルされた商品ってキレイなの?
     
リサイクル商品って元々(もともと)は、一度使った物からできた物。でも全然汚(よご)れてなんてないんだよ。

例えば、みんなが捨(す)てた古い紙からできた再生紙(さいせいし)ノート。これは紙を作る工場で溶(と)かして、色を抜(ぬ)いてからもう1回紙にする。ペットボトルや瓶(びん)も同じ。工場できれいに洗(あら)ってから、どろどろに溶かして、また固めるんだ。始めから作る時だって、材料をきれいにしたり、溶かしたり、固めたりしなくちゃできないんだから、同じなんだよね。

でもちょっと注意してほしいんだ。ノートの白さを「白色度」っていうんだけど、知ってるかな?真っ白なノートは「白色度100」、少し黄色いノートは「白色度70」。

工場できれいに洗う時、洗剤(せんざい)や薬品を使っているんだけど使う量を減(へ)らしてできたのが「白色度70」のノートなんだよ。

少し黄色いノートの方が、環境(かんきょう)にはいいんだね。目にも優(やさ)しい感じがすると思わない?これからノートを選ぶ時、「白色度」を探(さが)してみよう。