ストレッチャブルフィルム

しなやかで伸縮自在。

ストレッチャブルフィルムは
[BEYOLEX]としてブランディング・発信しています。

「ストレッチャブルフィルム」とは?

しなやかで伸縮自在なエレクトロニクス用材料。
2倍以上伸びて完全に元のカタチに戻り、耐熱、耐久、印刷もできるなどの特性をあわせ持ちます。
回路基材や医療デバイス、スマートウェアなど、幅広いジャンルへの展開が期待されています。

ストレッチャブルフィルムの特長

1 2倍以上伸びる、復元する。特殊な分子設計で実現。繰り返し伸縮できます。/2 熱に耐える、熱で溶けない。エポキシ樹脂主体なため、短時間なら260℃、長時間なら150℃に耐えられます。/3 貼れる、描ける。様々な印刷インク/ペーストが使用可能。密着性もグッド! 1 2倍以上伸びる、復元する。特殊な分子設計で実現。繰り返し伸縮できます。/2 熱に耐える、熱で溶けない。エポキシ樹脂主体なため、短時間なら260℃、長時間なら150℃に耐えられます。/3 貼れる、描ける。様々な印刷インク/ペーストが使用可能。密着性もグッド!

ストレッチャブルフィルムの強み

  • 伸ばしても、元の形状に完全復元(ウレタンなどの熱可塑性材料では、歪みが残る)
  • 伸縮できる素材の中で、熱に強く、いろいろな加工プロセスの制約が少ない
  • 他の素材や印刷インクとの密着性が良い

開発のきっかけ

従来の「硬い」電子回路基板は、高機能化に加えて小型化が進み、スマホの普及にともなってフレキシブルな回路基板も活用が進んできました。
しかしウェアラブルデバイスなどが、より親和性が高く、自然に装着できるようになるためには回路基板がもっと柔らかくなる必要があると考え、新たに開発されたのが「ストレッチャブルフィルム」です。
この素材は、柔らかいエレクトロニクスを実現・普及させることで、人が健やかで安心して暮らせる社会を実現することを目的としています。

展開事例

スマートウェア、スマートシューズ、生体センシングデバイスなどに応用が可能です。

フィルム型タッチセンサ/コントローラー

Breathing Shirtのプロトタイプ展示(CES2020)

イラスト:呼吸に合わせて光の色が変わるTシャツ

子どもの見守り服

スマホと連動した子どもの見守り服 Care Wearのプロトタイプ

イラスト:子どもの見守り服

試してみたいアイデア

フィルム型タッチセンサ/コントローラー

たとえばドアに後付けするだけで、日常動作をトリガーに家電を起動。また、タッチパネルとして身の回りのものに貼り付けて、スマホやPCを操作可能に。

写真:フィルム型タッチセンサ/コントローラー

透明で変形可能な太陽光パネル

ビニールハウスを活用するなど、農地を同時に太陽光発電として活かすことも可能かもしれません。

写真:透明で変形可能な太陽光パネル

負荷アラート腰痛バンド

ストレッチャブルサーキットが腰への負荷を測定し、基準を超えるとスマホなどに警告。

写真:負荷アラート腰痛バンド

これまでの失敗事例

「電子ペーパー」を企画するも…

当初はストレッチャブルフィルムを応用して、伸縮可能な透明電極や配線の材料も開発。それらを使った「電子ペーパー」を企画検討したものの、ディスプレイメーカーには響きませんでした。

写真:伸縮可能な電子ペーパー

写真:伸縮可能な電子ペーパー

事業化のハードルに直面

パッチデバイスは社外で協業して実証実験ができるところまでできましたが、残念ながら社内で連携して事業化することのハードルを感じることになりました。

写真:Wearable Maker Patchのコンセプト展示

写真:Wearable Maker Patchのコンセプト展示

※写真はイメージです。実際とは異なる場合があります。

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