万国博覧会(ばんこくはくらんかい)ってなに?

よく「万博(ばんぱく)」って略(りゃく)されて言われている。世界で初めての万博が開かれたのは、1851年のロンドンだ。その後も人類の文明や、世界平和をおし進める形で世界各国で開かれてきた。フランスのパリにあるエッフェル塔(とう)も1889年のパリ万博で建てられたって知ってたかな?

日本万国博覧会について
日本では1970年に大阪で万博が開かれた。半年間で6400万人もの人々が足を運んだ。このときの入場者数は今でもまだ抜(ぬ)かれていないんだって。人気を集めたのはソ連館(今のロシア)の宇宙開発や、アメリカ館の「月の石」など。松下館の「タイム・カプセル」も人気展示(てんじ)のひとつだったんだ。

※松下電器は2008年10月1日に社名をパナソニックに変更しました。

大阪万博のデータ
テーマ: 人類の進歩と調和
会期: 1970(昭和45)年3月15日~9月13日
会場: 大阪・千里丘陵(きゅうりょう)
広さ: 約330万平方メートル
参加国数: 77カ国
総入場者: 6400万人

万博会場全体
いろんなイベントが行なわれた
「お祭り広場」
アメリカ館の「月の石」
タイム・カプセルが展示された松下館

(写真提供:毎日新聞社)