第2回「グループDEI推進委員会」開催レポート

写真:多様な社員が集まって話し合うイメージ 写真:多様な社員が集まって話し合うイメージ

グループDEI推進委員会は、パナソニックグループの目指す「一人ひとりが活きる経営」に向けて対処すべきDEI課題について共通認識を持ち、グループ共通の取り組みについて継続的に対話する場です。

2022年2月開催の第1回グループDEI推進委員会の際に得られた気づき「トップ自らの対話の機会づくりの大切さ」を受け、7月に第2回グループDEI推進委員会を開催。各事業会社、パナソニック ホールディングスおよびパナソニックオペレーショナルエクセレンス社の社長・経営者10名、そして今回の対話のテーマの当事者にあたる社員8名の、計18名がオンラインで参加しました。

※所属や肩書などの情報は、イベント開催当時のものです。

対話のテーマ

「多様性」には様々な切り口があることから、今回は「病気との両立」「LGBTQ」「障がいのある社員の活躍」という3つのテーマを設定。それぞれのテーマの当事者にあたる社員によるショートスピーチを受けて、対話を行いました。

「闘病しながら仕事をする」という状況は、誰にでも起こりうる可能性があります。また、障がいのある方は世界で15%、LGBTQ当事者の方は約9%いると言われています。それぞれの立場で、どうすれば一人ひとりがより活き活きと働くことができるかについて理解を深め合いました。

当事者の声

1.病気との両立

病気がわかったときは、今後のキャリアはどうなるか、非常に不安だった。人生でのアップダウンは誰にでもあるので、キャリアを諦めなくてよい会社にしたい。

病気だからしんどいだろうと、一方的に仕事をセーブされたくない。助けがほしい時は助けてほしいと言うので、できることは任せてほしい。

周囲や上司に相談できることも大事だが、同じ悩みを持っている人にだからこそ相談できることもある。そのようなネットワークが社内にあり、繋がるためのサポートがあると心強い。

2.LGBTQ

「カミングアウトされている方が周囲におらず、LGBTQ当事者の存在が見えない→そのような環境ではカミングアウトした結果どうなるのか分からない→LGBTQ当事者が自分のことを周囲にカミングアウトできないままとなる→他のLGBTQ当事者の存在が見えない…」というネガティブスパイラルに陥りがち。それを打開必要だと感じている。

心理的安全性のある職場づくりのためには、「知識」と「意識」と「仕組み」の3軸で取り組んでいくのが効果的だと思う。制度を含めて仕組みを運用しつつ、繰り返し発信を続けていくことが重要。

3.障がいのある社員の活躍

自身は「障がいをもって生まれてきて損した!」とは全く思わない。苦しい時もあったが、今を幸せに感じられることに感謝している。そのように感じて、自身のパフォーマンスを発揮できる人が増えてほしいし、そう思えるように暖かく後押しをすることがDEIだと思う。

障がいのある人で、責任者になっている方は少ない。「障がいのある人はマネジメントの仕事をしない」という思い込みもあるかもしれない。マネジメントを目指す人もいるということを知って欲しい。

経営者の声

  • 本人の意志を確認することなく、キャリアや仕事をまわりが勝手に決めてしまったり、変えてしまうようなことが無いように向き合っていく必要がある。
  • 事故や病気は誰がいつなってもおかしくない。そうなった社員が、自分のキャリアを諦めなくてもよいような職場にしたい。
  • 大切なのは、個性や才能を活かせる側面があるということ。一人ひとりの良さを活かすために、何ができるかを議論していきたい。
  • 話を聴いて、あらためて人は多様だということを実感した。尖っているところもあり、苦手なところもある。良い点悪い点、好きなこと嫌いなことがあるのが、人というもの。経営者の皆さんも同様。そうした人が集まっているのが会社である。様々な当事者の声に触れて得られた気づきをヒントに、一人ひとりの個性を見ながら得意をのばし、苦手をサポートする。日常的にそれをやっていける職場になれば。