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004「パルックボールスパイラル」開発の技術のウラ側
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省エネできる電球型の蛍光灯(けいこうとう)を普及(ふきゅう)させた
「コンパクトさ」。
電球型の蛍光灯は、電球よりも省エネできるけど、電球よりもサイズが大きくなってしまう。
長い年月、紆余曲折(うよきょくせつ)の末に考えられたのが発光菅(かん)をスパイラル状(じょう)に巻(ま)くことなんだ。
スパイラル状にするのは手作業だとお金がかかって値段(ねだん)が高くなってしまうから、それを量産(りょうさん)できるような設備(せつび)やシステムを整えることが必要になる。
そういう問題をひとつひとつ乗りこえて2003年6月ついに「パルックボールスパイラル」が誕生(たんじょう)したんだ。
電球サイズのコンパクトさで、消費電力(しょうひでんりょく)は電球の1/4。
大ヒットして、多くの人が省エネの電球蛍光灯を使うようになったんだよ。
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