川はどうやってできる?

川の水はどこから来るのかな?川になるまで、水はいろいろ姿(すがた)を変えて冒険(ぼうけん)しているぞ。まずは海からスタート。広い広い海からたくさんの水が蒸発(じょうはつ)して水蒸気になり、空の上で雲を作る。その雲から降(ふ)った雨がたくさんたくさん集まって川になるんだ。雨粒(つぶ)の一つ一つは小さいけれど、集まったらあんなに大きな川を作るんだね。

川がどこから流れ始めているかというと、ほとんどの出発点は山の中。山に降った雨や、雪が解(と)けて流れ出した水が、土や岩の中に染(し)み込(こ)んで溜(た)まって、わき水として山のあちこちから出て来るんだよ。ちょろちょろ流れ出したわき水は少しずつ集まって、だんだんと大きくなり、やっとみんなのよく知っている川の姿になるんだ。