硬(かた)い水と軟(やわ)らかい水があるって本当?

本当。でも、触(さわ)っただけじゃ分からないよ。水には主にカルシウムとマグネシウムという成分でできているミネラル分というものが溶(と)け込(こ)んでいる。そのカルシウムとマグネシウムがいっぱい入った水のことを「硬水」(こうすい=硬い水)、少ない水を「軟水」(なんすい=軟らかい水)と呼(よ)んでいるんだ。

硬さが違(ちが)うと、特徴(とくちょう)も全然違(ちが)う。もし、ふっくらとしたおいしいご飯を炊(た)きたいなら、軟水がぴったりだ。反対に硬水を使うとご飯がぱさぱさになっちゃう。世界には硬水が多い国と軟水が多い国があるんだけど、日本には軟水が多いから、お米もおいしく炊けるんだよ。