昔の人はどうやって情報(じょうほう)を伝えたのかな?
遠くにいる人に情報(じょうほう)を伝えたい時、昔から使われていた通信って何だと思う?それは、文字を使って伝えること。壁(かべ)に絵や文字を書いて記録(きろく)したり、手紙を書いて伝えたい相手に送ったりした。鳩(はと)に手紙をつけて相手に届(とど)ける、伝書鳩(でんしょばと)というものもあったそうだよ。
日本では、手紙や荷物などを送り届ける飛脚(ひきゃく)という人がいた。飛脚を使った通信は、鎌倉(かまくら)時代に始められ、江戸時代の終わりごろまで続いたんだ。そして、明治になってからできたのが、郵便制度(ゆうびんせいど)だ。郵便だと、手紙やはがきを書いたら、切手を貼(は)ってポストに入れるだけ。送りたい相手に、どこへでも届けてくれる。郵便制度は、今では世界中で取り入れられ、当たり前のように使っている。郵便制度は、近代の通信に大きな役目をはたしたんだね。