テレビのネットワークのしくみが変わる?

わたしたちが毎日見ているテレビ。電波を使う通信の中でも、特に身近なものだよね。1950年代になると、画像(がぞう)を送る技術(ぎじゅつ)が開発され、テレビ放送が始まった。 放送局から映像(えいぞう)や情報(じょうほう)が送られるようになり、それを一度にたくさんの人が見る。テレビのおかげで、情報は多くの人に、より早く伝わるようになったんだ。

テレビが最初にできたころは、東京タワーなどのアンテナから、それぞれの家へ電波を送っていた。それが人工衛星(えいせい)を使って電波を送信し、その放送衛星から家へ送る衛星放送が行われるようになった。ほかには、たくさんのチャンネルがあるケーブルテレビができて、時代と共にテレビのしくみは変わっていったよ。

これからのテレビは、デジタル放送だ。電波にのせる信号を、デジタル信号に変えて送るしくみだよ。今までのように、ただ送られた番組を見るだけでなく、番組に参加してクイズに答えるなど、おたがいにやりとりができるのが大きく違(ちが)っている。テレビの使い方は、これから大きく変わるだろうね。