ユビキタスネットワークってなんのこと?
これからの社会は、ユビキタスネットワークの社会になるといわれているよ。ユビキタスには、もともとラテン語で「いろいろなところにちらばっている」という意味がある。そして、ユビキタスネットワークとは、どこにいてもコンピュータがあって、いつもネットワークでつながっている技術(ぎじゅつ)や環境(かんきょう)のことをさすんだ。
でも、コンピュータがいつもつながっているといっても、パソコンだけでつながっているのではないよ。ユビキタスでは、何にでもコンピュータをとりつけて、どこにでもかんたんにネットワークにつなげようとしている。たとえば電化製品(せいひん)など、あらゆる商品にコンピュータが入っていて、それらがみんなネットワークでつながっているんだ。想像(そうぞう)しにくいかもしれないけど、そんなに難(むずか)しく考えなくてもいいよ。パソコンが苦手な人や、年齢に関係なく、だれもが手軽に使えることを、ユビキタスはめざしているんだ。