ユビキタスの未来をのぞいてみたら?

近い未来に、ユビキタスのくらしがどんなふうになるのか、ちょっとのぞいてみよう。家にある電化製品(せいひん)には、それぞれにコンピュータが組みこまれ、無線によってつながっている。それをとりまとめているのが、けいたい電話だ。

外出先から、家のエアコンがつけっぱなしになっていないか、鍵(かぎ)はかかっているか、心配になったらどうする?けいたい電話があれば、すぐに確認(かくにん)できるようになるだろう。スーパーに買い物に行ったら、冷蔵庫(れいぞうこ)の中に何が入っているか、けいたい電話で調べて、たりないものを買うことだってできる。留守(るす)中にはお掃除(そうじ)ロボットが、家の中を掃除してくれるかもしれないよ。

近くに病院がないところでは、インターネットを通して、家にいながら診療(しんりょう)を受けることができるようになるかもしれないね。体にセンサーをつけると、血圧(けつあつ)や脈拍(みゃくはく)などの健康状態(けんこうじょうたい)がすぐに調べられ、ネットワークを通して情報(じょうほう)が病院に送られる。小さな診療所で病人が出た時も、インターネットを通じて大きな病院から指示(しじ)があれば、治療(ちりょう)の助けになるね。

ユビキタスによって、離(はな)れている人たちがつながって、人にやさしい社会になったらいいよね。