人工衛星(えいせい)がネットワークを作ってる?

世界で何かできごとがあれば、今のわたしたちはすぐに知ることができるよね。遠い外国にいる人とも、電話で話をすることができる。こうしたくらしを支(ささ)えているのが、世界中にはりめぐらされた通信ネットワークだ。では、どうやって世界中に通信ネットワークをつないでいるのかな。それは深い海の海底ケーブルや、宇宙(うちゅう)を飛ぶ人工衛生(じんこうえいせい)などが、つないでいるんだよ。

地球の自転と同じ早さで進んでいるから、止まっているように見える。そしていつも同じ場所から、天気の情報(じょうほう)や、画像(がぞう)を送っているよ。人工衛星から送られた電波は、地上にある衛星通信所(地球局)が受けて、送ったりする役目をしているよ。

人工衛星には、いろんな種類がある。その中でも、通信ネットワークを支えてくれる人工衛星のことを、実用通信衛星とよんでいる。実用通信衛星には、通信用のほかに、放送、気象(きしょう)などの人工衛星があるよ。