みんなのまわりでたくさん使われているエネルギー。
電気やガスや燃料(ねんりょう)には、それをつくるためのもの、 つまり資源(しげん)が必要だよ。
資源にはどんなものがあるのか知ってる?
たとえば、石油や太陽光、風力や石炭、ウラン、天然ガス、水力・・・。
いろいろあるね。
いろいろな資源を分類すると、どうなるのかな。
エネルギー資源は、大きく2つに分けられるよ。それは、かぎりがあるものと、 かぎりがなく半永久(はんえいきゅう)的に使うことができるもの。
半永久的に使うことができるものは、太陽光、風力、水力・・・だね。
再生可能(さいせいかのう)エネルギーともいうよ。
日本が主に使っている資源は石油、石炭、ウラン、天然ガス。
ほとんどがかぎりのある資源ばかりだよ。
かぎりがあると、当然いつかはなくなってしまう。どれくらいでなくなると思う?
ワークシート(エネルギー編①の2)に記入してみよう。
各資源の埋蔵(まいぞう)予測(よそく)年数をだしてみたら、53年とか、55年・・・。
石油や天然ガスは、君たちが生きている時にすでになくなっちゃう。
かぎりある資源。大切に使うことが必要だね。
自由研究のまとめ方をくわしく説明しているよ!
(→「自由研究のまとめ方」)
日本で使っているエネルギーを100として、そのうち日本の資源でまかなえるのは
何パーセントくらいだと思う?
(その割合(わりあい)のことを、エネルギー自給率(りつ)というよ。)
予想してみよう!100だと思う?半分だと思う?
実は日本の資源(しげん)でつくるエネルギーは、たったの6%!
残る94%の資源は、外国から輸入(ゆにゅう)してるんだよ。
ワークシート(エネルギー編①の3)にエネルギー自給率を記入してみよう。
日本のエネルギーしかないとすると、どうなるかな。
たとえばクラスの人数が30人としたら、その中で今のくらしができるのは、たったの1.8人。
ほかの人は電気も車も使えないことになるんだよ。
日本では太陽光や水力や風力などの自然の力以外の資源は、ほとんどないんだ。
こんなエネルギー資源が少ない日本だからこそ、省エネの技術(ぎじゅつ)も 発達しているんだね。