光が色を作ってる
   
赤、青、黄。色ってたくさんある。葉っぱは緑だし、雲は白い。でも、色ってどうしてあるんだろう?

色を見せてくれているのは光だ。光は波のように揺(ゆ)れながらやって来る。目に見えないほど小さな粒(つぶ)の集まりなんだ。光が色を作ってる波の揺れ方の幅(はば)が一番短い波が紫色(むらさきいろ)、一番幅が長い波は赤色に見える。その間に短い方から、藍(あい)、青、緑、黄、橙(だいだい)と、全部で7色の色の波がある。7つ全部混(ま)ざると色は? 透明(とうめい)になる。だから光はたくさんあっても見えないんだ。この7つの波が葉っぱに当たったら、緑の波だけ跳(は)ね返すから葉っぱは緑に見えるんだね。ポストが赤、海が青に見えるのも、その色に見える波の跳ね返し方をするからなんだ。