台風ってなに?どうして起こるの?

台風びゅうびゅうとすごい風を起こし、たくさんの雨を降(ふ)らせる台風。台風は、大きな風のかたまりみたいなものだ。台風は熱帯低気圧(ねったいていきあつ)と呼(よ)ばれ、風が大きなうずをまいている。こんなおおきな風のかたまりは、いったいいつ、どこでできるんだろう?

台風が生まれるのは、熱帯の海の上。熱帯の海では、太陽が強く照(て)りつけている。そのため海面の水が太陽によって温められ、たくさんの水蒸気(すいじょうき)となって空の上にのぼっていく。それが大きな雲を作り、台風のもとになるんだ。雲のまわりでは、しめった熱い空気がどんどん集まってきて、うずをまくようになる。うずをまく空気の流れはどんどん早くなって、風がますます強くなり、台風になるんだよ。