雲はどうして作られる?
雲はどうしてできるのかな?そのしくみを、かんたんに説明しよう。海や地面から水が蒸発(じょうはつ)すると、水蒸気(すいじょうき)となって空気にとけこむ。この空気が上空へのぼり、冷やされると、水のつぶとなって雲になるんだ。
雲はいろんなところで作られる。地表の空気が温められて、上昇(じょうしょう)して雲となったもの。地表の空気が、山をはい上がって雲となったもの。台風の雲のように、海の上で海面の空気が温められて雲となったもの。雲はできかたによって、形や特徴(とくちょう)、それに高さも違(ちが)うんだよ。それぞれ名前がつけられているから、空を見て雲の形を観察(かんさつ)してみよう。
[雲の種類]
●上層(じょうそう)(5~13km)にあらわれる雲
すじ雲(巻雲(けんうん))
うす雲(巻層雲(けんそううん))
うろこ雲(巻積雲(けんせきうん))
●上層から下層まで広がる中層(2~7km)の雲
おぼろ雲(高層雲(こうそううん))
ひつじ雲(高積雲(こうせきうん))
雨雲(乱層雲(らんそううん))
うね雲(層積雲(そうせきうん))
●下層(地面~2km)にあらわれる雲
きり雲(層雲(そううん))
わた雲(積雲(せきうん))
かみなり雲(積乱雲(せきらんうん))