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データを持ち運ぶメモリーカードって?
SDメモリーカードって知っているかな? 図のような形で大きさは縦(たて)32ミリ横24ミリ。手紙に貼(は)る切手ぐらいの小さな中に、64メガバイトとか、128メガバイトという大きなデータを書きこむことができるんだ。

64メガバイトってどれぐらいの大きさだろう。64メガバイトはだいたい、67,100,000バイト。日本語は1文字あたり2バイトなので、3,355万文字! 1ページに600字入っている本なら5万ページ以上入ってしまうんだよ。音楽だったら約1時間分。これがたった6秒で書きこめてしまうんだから不思議(ふしぎ)だね。
これだけたくさんのデータが素早(すばや)く書けるSDメモリーカードは、小さいからいろんな機械につけることができる。デジカメとプリンターにSDメモリーカードのスロット(入り口)がついていたら、デジカメで撮(と)った写真を、パソコンなしで印刷できるでしょう? 小さなメモリーカードはいろんな機械をつなぐとっておきの便利な道具なんだ。
テレビにもSDメモリーカードスロットの付いたものができているから、撮った写真をテレビに映して楽しむことができる。いちいちケーブルをつながなくていいから楽だよね。
パソコンで作った音楽を、SDメモリーカードに入れれば、SDオーディオプレーヤーに入れて街のどこへ行っても楽しむことができる。小さな小さなメモリーカードが、写真も音楽も楽しみ方を変えていこうとしているんだね。
2003年からは64メガどころか、1メガバイトの1000倍の1ギガバイトなんて大きなデータが入るものも登場する。切手1枚分に10時間以上の音楽が入るなんて、考えただけでもワクワクするね。