今とはどこが違うか調べてみよう!
1930年ごろの「台所」は?

農家では、井戸水を使っているところがまだたくさんあった。かまどで火をおこし、はがまと呼ばれるおかまで煮(に)ものやごはんを炊(た)いたりしていたんだ。

町では、家に水道が引かれるようになった。台所に水道があると、すぐに野菜や食器を洗えるから便利だよね。それからガスが通って、ガスコンロで料理(りょうり)ができるようになった。当時のガスコンロは、おなべをのせる丸い口が1つだけしかついていなかった。そしてマッチを使って、火をつけていたんだよ。

今の台所にあるガスコンロは、2つか3つコンロがついていることが多く、一度に何種類(しゅるい)も料理を作ることができる。火をつけるのも、つまみをひねるだけだ。ガスコンロもずいぶん変わったんだね。