

いろいろなデジタル製品(せいひん)が生活にとけこむようになったのが、このころ。
2001年は、数百から数万曲の音楽を保存(ほぞん)することができる携帯(けいたい)型デジタル音楽プレイヤーが発売され、2002年にはデジタルカメラがフィルムカメラを上回るようになり、ますますデジタルカメラが普及(ふきゅう)するんだ。
また、2005年には愛知万博が開かれ、多くの人が来場したよ。
人と自然がいかに共存(きょうぞん)していくか、というテーマがかかげられ、会場までの足には日本初の磁気浮上式(じきふじょうしき)リニアモーターカーとなる「リニモ」が走り、話題になったんだよ。
科学や自然についての関心が高まるきっかけになったんだね。


このころは今まで以上に、環境(かんきょう)や省エネに気を配った家電がふえるようになったんだ。
2002年には環境にやさしいノンフロン省エネ冷蔵庫(れいぞうこ)、2003年にはコンパクトな電球型蛍光灯(けいこうとう)パルックボールが登場するよ。
また、電子レンジならではのさらなるおいしさを追究したスチームオーブンレンジも発売されるんだ。
きっと、便利なだけじゃもの足りないという考えかたがふえてきたんだね。


ブラウン管からプラズマや液晶(えきしょう)画面にうつり変わっていく中で、そのころは大型のプラズマテレビ、小型で手軽な液晶テレビがそれぞれ人気となっていくんだ。
大型のプラズマテレビでは2004年に65インチのテレビが登場して話題になったんだよ。
家のリビングにおいたら映画館(えいがかん)のスクリーンみたいな迫力(はくりょく)だね。


2004年には携帯(けいたい)型ゲーム機ニンテンドーDSやプレイステーションポータブルが、2006年には家庭用ゲーム機Wiiが登場したんだよ。
ゲーム人口の拡大(かくだい)を目指し、どれも大ヒット!
はば広い年代に受け入れられるソフトも発売され、日本だけでなく世界中にも広がったんだ。
その後新しいシリーズも発売されているから、遊んだことがある人、大好きな人も多いんじゃないかな。


「パラリンピック」はオリンピック終了のすぐ後に開催(かいさい)される、障(しょう)がい者スポーツ最高峰(さいこうほう)の大会なんだよ。
障がい者のスポーツ大会は古くからあったんだけど、もうひとつのオリンピックとして正式名称(めいしょう)とされて開催されたのが1988年。「ソウル オリンピック・パラリンピック」からなんだ。
日本が最も多くメダルを獲得(かくとく)したアテネ大会では、水泳の成田真由美(なりたまゆみ)選手の活やくもすごかったんだよ。
個人6種目とリレーで7冠(かん)を達成し、さらには世界新記録も更新(こうしん)!
ひとりの選手が金メダル7個(こ)獲得という記録はアテネ大会出場者の中で一番多かったんだよ。
※パナソニックキッズスクール「SDGsって知ってる?」のページは、日本持続発展教育推進フォーラム・理事 手島利夫氏のご協力のもと、国連広報センターおよびセーブ・ザ・チルドレン サイト内 持続可能な開発目標(SDGs)説明ページを参考に制作しております。