

この年はスマートフォンが発売されたことや、ノーベル賞日本人受賞者が4人もいたことが大きな話題になったんだ。
ノーベル賞が同じ年に4人、というのは今までで一番多い。すごいね。
また、アメリカでリーマン・ブラザーズという大手証券(しょうけん)会社が破綻(はたん)したことで、世界経済(けいざい)に悪い影響を与え、不況が広がった年でもあるんだ。


2008年ごろは、今まであった家電商品がさらに進化した年でもあるんだよ。
2006年に発売された早くかわいて環境(かんきょう)にもやさしいヒートポンプ式洗濯乾燥機(せんたくかんそうき)や、2007年に発売された圧力(あつりょく)なべも話題になったんだ。
両方とも洗濯乾燥やお料理が早くできる特長があるよ。
早くできるってうれしいことだよね。


2011年7月にそれまでのアナログ放送が終わるので、このころから地上デジタルテレビ放送対応(たいおう)テレビが普及(ふきゅう)し始めたんだ。
衛星(えいせい)放送でハイビジョン放送も始まったんだよ。
テレビをきれいな画面で見られる人が一気にふえたんだね。


ノーベル賞はダイナマイトの発明者として知られるアルフレッド・ノーベルの遺言(ゆいごん)にしたがって1901年から始まった世界的な賞なんだ。
物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学(けいざいがく)の6分野で功績(こうせき)を残した人におくられるんだよ。
日本で今までで一番多いこの年のノーベル賞受賞者は、何と4人!
物理学賞3人、化学賞1人だったんだ。
ノーベル賞をとった人たちは、何十年も地道にコツコツ研究を重ねた人ばかりだよ。


かねてから活やくしていたフィギュアスケート浅田真央(あさだまお)選手が、この年、世界4大陸選手権(けん)で女子シングル初出場初優勝(ゆうしょう)して話題になったんだ。
直後の世界選手権でも逆転(ぎゃくてん)優勝で世界女王に輝(かがや)いたんだよ。
この時17才の浅田真央選手の人気は日本だけでなく世界中へと広がっていって、その後も高いレベルのフィギュアスケートでファンをふやしていったんだよ。
※パナソニックキッズスクール「SDGsって知ってる?」のページは、日本持続発展教育推進フォーラム・理事 手島利夫氏のご協力のもと、国連広報センターおよびセーブ・ザ・チルドレン サイト内 持続可能な開発目標(SDGs)説明ページを参考に制作しております。