タイムスリップ大作戦 昔のくらしにタイムスリップ

時代によってくらしと家電がちがうよ!
気になる年代がどんなくらしか見てみよう!

時代によってくらしと家電がちがうよ!気になる年代がどんなくらしか見てみよう!


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2020年ごろのくらしを見てみよう!

この年の1番の出来事は、何といっても世界的に流行した新型(しんがた)コロナウイルス感染拡大(かんせんかくだい)。
感染をふせぐために学校やお店がお休みになったり、仕事を家でするテレワークなどがふえたりして、イベントなどもオンラインで、というスタイルがふえたよ。また、この前年くらいから買い物の時レジでスマートフォンを使って会計をするスマホ決済(けっさい)が普及(ふきゅう)したよ。

※「2020年ごろのくらしを見てみよう!」の内容は、2021年7月末に作成されたものです。


2020年ごろのくらしは?

スマホ決済イラスト

この年の1番の出来事は、何といっても世界的に流行した新型(しんがた)コロナウイルス感染拡大(かんせんかくだい)。 夏に予定されていたオリンピック・パラリンピックは1年延期(えんき)になったよね。

感染をふせぐためにマスクの着用や手あらい、人との距離(きょり)をとるなどの習慣(しゅうかん)が新しい日常(にちじょう)になり、学校やお店がお休みになったり、仕事を家でするテレワークなどがふえたりして、勉強や会議、買い物、イベントなどもオンラインで、というスタイルがふえたよ。

また、この前年くらいから買い物の時レジでスマートフォンを使って会計をするスマホ決済(けっさい)が普及(ふきゅう)したね。

多くの人が家族とのすごし方や仕事の仕方、人とのつながりの大切さを考えるようになった年が、2020年といえるかもしれないね。


2020年ごろの家事は?

電子レンジ

新型(しんがた)コロナウイルス感染(かんせん)予防(よぼう)のために家にいる、ステイホームの状況(じょうきょう)の人がふえたために、時間をかけてお料理することや家の中を快適(かいてき)にすることに関心が高まったんだよ。

それで、いろいろな調理ができるスチームオーブンレンジやホームベーカリーなどの調理家電や、進化したロボットそうじ機を買う人がふえたんだ。 数年前から発売されてきたスマートフォンと連携(れんけい)して操作(そうさ)や節電ができる洗濯(せんたく)機や冷蔵(れいぞう)庫などの「スマート家電」もますます普及(ふきゅう)してきたよ。

また、ウイルスを遠ざけるために空気清浄(せいじょう)機や除菌(じょきん)機能(きのう)のついたエアコンを買う人もふえたんだよ。

2020年ごろのテレビは?

テレビ

4Kテレビに続いて発売された高画質(がしつ)テレビが、有機ELテレビ。
液晶(えきしょう)テレビがディスプレイの外から「バックライト」で照らす方式なのに対して、有機ELテレビはディスプレイそのものが光源(こうげん)である「自発光方式」なので、液晶テレビの1/10のうすさなんだよ。

そして黒の表現(ひょうげん)力を高め、さらにあざやかで美しい映像(えいぞう)が実現(じつげん)されているよ。音質(おんしつ)も立体感のある音響(おんきょう)で、臨場(りんじょう)感バツグン!
迫力(はくりょく)のあるスポーツの試合や、美しい映画を大画面で見るのにぴったりだね!

また、4Kテレビの4倍の画素(がそ)数をほこる8Kテレビも登場し始め、8K放送もふえつつあるよ。テレビの進化は止まらないね。

2020年ごろのエネルギーは?

水素(すいそ)エネルギー技術(ぎじゅつ)で、クリーンな未来のくらしを。

地球温暖化(おんだんか)の原因(げんいん)となるCO2(シーオーツー)を出さないクリーンな新しいエネルギーの開発が、今とても重要だよね。そんな中で注目されているのが、「水素エネルギー」なんだ。

水素は酸素(さんそ)と化学反応(はんのう)させることで発電。

その過程(かてい)で水しか出さないからCO2の心配がないし、ためておけるから必要な時や場所で使えるんだよ。

都市ガスから作った水素を利用して、家で電気とお湯を作る「エネファーム」が2009年に実用化されたのって知ってる?

そのほかにも、燃料(ねんりょう)電池を使った自動車やガソリンスタンドのかわりの水素ステーションなど水素エネルギーは普及(ふきゅう)しつつあるよ。

今はガスなどから水素を作るのではなく太陽光などの自然エネルギーから水素を作る方法や水素から直接(ちょくせつ)効率(こうりつ)よく発電する方法を開発中だよ。

環境(かんきょう)問題を解決(かいけつ)する大きなカギになる「水素社会」が早く実現(じつげん)するといいね。

2020年ごろの宇宙開発は?

2020年12月7日、小惑星探査機(しょうわくせいたんさき)「はやぶさ2」のカプセルが無事地球に帰還(きかん)!
「はやぶさ2」は2014年12月に打ち上げられたんだよ。

太陽の周りを回り、小惑星リュウグウに接近(せっきん)して探査し、困難(こんなん)を乗りこえてリュウグウの地表下の物質(ぶっしつ)を持ち帰ることに成功!そして地球に向かい、無事オーストラリアの大地に採取(さいしゅ)した物質を入れたカプセルを着地させたんだ。

2010年6月帰還の「はやぶさ」が小惑星イトカワを探査し表面物質サンプルの持ち帰りに成功した経験(けいけん)が、「はやぶさ2」にも活かされたんだって。持ち帰ったリュウグウの物質の分析(ぶんせき)によって太陽系(けい)の起源(きげん)や進化を知り、生命の起源にもせまることができると期待されているんだ。

6年、52億キロにおよぶ旅を終えた「はやぶさ2」の本体は、カプセルを切りはなした後ふたたび地球をはなれ、2031年に小惑星「1998 KY26」へ到着(とうちゃく)する予定なんだって。まだまだ「はやぶさ2」の冒険(ぼうけん)は続くね。



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※パナソニックキッズスクール「SDGsって知ってる?」のページは、日本持続発展教育推進フォーラム・理事  手島利夫氏のご協力のもと、国連広報センターおよびセーブ・ザ・チルドレン サイト内 持続可能な開発目標(SDGs)説明ページを参考に制作しております。