今とはどこが違うか調べてみよう!
1930年ごろの「あそび」は?

ゲームもテレビもなかった時代に、子どもたちはどんな遊びをしていたのかな?

田んぼ、小川、雑木林(ぞうきばやし)、野原…、あそぶ場所は今よりずっとたくさんあった。町に住んでいる子は、空き地や神社の境内(けいだい)で遊んだり、紙しばい屋さんを見たりしていた。駄菓子屋(だがしや)さんでお菓子を買うのも楽しみだったそうだ。

外でよくやっていた遊びは、めんこ、ビー玉、ベーゴマ、チャンバラ遊びなど。ベーゴマは、バケツやおけの上にござをしいて、その上で小さな鉄のコマを回す遊び。ほかのコマをはじき飛ばしたら、そのコマは自分のものになる。ほかにも、手作りの竹とんぼは、年上の子が作り方を教えてくれたりして、みんなで遊んでいたんだよ。

女の子は、布(ぬの)を使ってお手玉を作ったり、毛糸であやとりをしたりしてた。むかしの子どもたちって、いろいろな工夫をして遊んでいたんだね。