今とはどこが違うか調べてみよう!
1950年ごろの「ミシン」は?
1950年ごろ、戦争前の日本ではミシンが当時としてはとてもたくさん使われていた。もちろん電気で動くんじゃなく、手や足で動かしていたんだ。といっても、1000人に17人しかミシンを持っていなかったのだから、そのころはまだあまり機械で縫(ぬ )う、ということをあまりしなかったんだね。
1950年ごろになると、戦争の後、家が焼けたり戦争から帰ってきたお父さんたちに仕事がなかったりして、女性(じょせい)たちは一生懸命(いっしょうけんめい)仕事のことを考えていた。だから裁縫仕事(さいほうしごと)で家を助けようと思う人が多く、裁縫教室が全国にたくさんできた。ミシンもどっと増(ふ)えていったんだよ。