今とはどこが違うか調べてみよう!
1970年ごろの「万国博覧会(ばんこくはくらんかい)」は?

1970年、大阪(おおさか)で万国博覧会が開かれた。「人類の進歩と調和」というテーマで、たくさんの国や会社が展示(てんじ)をした。アメリカとソ連〔今のロシア〕が展示した宇宙(うちゅう)ロケットや月の石に、みんなくぎづけになっていたんだ。

みんなが未来の暮(く)らしのことを一生懸命(いっしょうけんめい)考え、それを見て驚(おどろ)いたり、ワクワクしていたんだ。コンピュータで音楽を作ったり、多くのことがちゃんと30年後の今、実現(じつげん)されているからすごいよね。人間が考えて実現していく力ってすごいものなんだ。

この時、全国や海外からどっと押(お)し掛(か)けた人たちを素(す)早く運び、「博覧会最大の展示品」といわれたのは何?

答えは東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)。今は引退(いんたい)してしまった初代の新幹線が、当時世界で一番速い列車として人気を集めたのもこのころなんだ。

松下電器が出展(しゅってん)したパビリオン(※松下電器は2008年10月1日に社名をパナソニックに変更しました)
5000年後の未来に残したタイム・カプセル