コンロの火はどうしてつくのかな?

今のくらしにも、火は欠かせないものだ。きみの家でも、都市ガスやプロパンガスのコンロで火を使っているよね。都市ガスやプロパンガスのコンロの栓(せん)をひねると、ガスが出てくる。ガスは燃(も)える気体でできていて、その気体が燃えて炎(ほのお)になるんだ。ガスは、石油や天然ガスなどからできているよ。

酸素(さんそ)がたくさんあると、ガスの炎は内側が透(す)き通った水色で、外側が薄(うす)い紫(むらさき)色をしている。だけど酸素が足りなくなると、炎が赤っぽく大きな形になって、ゆらゆらと燃える。この時は、不完全燃焼(ねんしょう)といって有毒なガスを出すので、窓(まど)を開けて空気を入れかえたり、換気扇(かんきせん)をまわしたりして、きれいな空気を取り入れよう。

それから、気付いていないかもしれないけど、コンロ以外でも家でガス火を使っているところがあるかもしれないよ。おふろを沸(わ)かすのに、ガスの火を使っているんじゃないかな。ガスを使った暖房器具(だんぼうきぐ)を、知らずに使っているかもしれない。いろいろ探(さが)してみるといいね。