2020年ごろのエネルギーは?

水素(すいそ)エネルギー技術(ぎじゅつ)で、クリーンな未来のくらしを。

地球温暖化(おんだんか)の原因(げんいん)となるCO2(シーオーツー)を出さないクリーンな新しいエネルギーの開発が、今とても重要だよね。そんな中で注目されているのが、「水素エネルギー」なんだ。

水素は酸素(さんそ)と化学反応(はんのう)させることで発電。

その過程(かてい)で水しか出さないからCO2の心配がないし、ためておけるから必要な時や場所で使えるんだよ。

都市ガスから作った水素を利用して、家で電気とお湯を作る「エネファーム」が2009年に実用化されたのって知ってる?

そのほかにも、燃料(ねんりょう)電池を使った自動車やガソリンスタンドのかわりの水素ステーションなど水素エネルギーは普及(ふきゅう)しつつあるよ。

今はガスなどから水素を作るのではなく太陽光などの自然エネルギーから水素を作る方法や水素から直接(ちょくせつ)効率(こうりつ)よく発電する方法を開発中だよ。

環境(かんきょう)問題を解決(かいけつ)する大きなカギになる「水素社会」が早く実現(じつげん)するといいね。