Result

大会結果

2025年 5月2日・5月3日・5月4日開催

浜野ゴルフクラブ

2025大会優勝者 菅沼 菜々選手

優勝

菅沼 菜々選手

2025年JLPGAツアー「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」が今年も千葉県市原市の浜野ゴルフクラブで開催された。昨年大きな話題を呼んだ本大会の18番ホールは、今年も2025年のJLPGAツアーでは唯一となる、Par3のショートホールで行われ最後までスリリングな展開が繰り広げられた。

大会初日は、降雨による2度の中断もあり15時35分にサスペンデッドが決定。69名の選手が翌日にプレーを持ち越す展開となった。第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われた大会2日目は、前日までの悪天候が嘘かのような晴天の中で行われ、1オーバー46位タイまでの52名の選手が予選通過を果たし、決勝ラウンドに進出した。

そして迎えた最終日は3打差に11名がひしめく大混戦の中スタートした。序盤からの混戦模様はしばらく続き、迎えた8番ホールで大きく試合が動き出す。首位の菅沼菜々選手を1打差で追う蛭田みな美選手が6番アイアンを使用して起死回生のホールインワンを達成。菅沼選手を1ホールでかわし一挙に首位に躍り出た。それでもすぐさま菅沼選手も9番ホールでバーディーを奪い2人並んで折り返した。勝負のバックナインでスイッチが入った菅沼選手は11番、12番、14番とバーディーを奪い、一気に優勝へ向け加速。このまま優勝かと思われたが、ゴルフの神様は菅沼選手にさらなる試練を準備していた。大里桃子選手が最終日のベストスコアタイとなる67でまわり、トータル9アンダーまでスコアを押し上げ猛追すると、菅沼選手は17番で痛恨の3パットボギー。さらに大里選手と1打差で迎えた最終18番ホールではグリーンをオーバーし、難しいアプローチを残してしまった。
最大のピンチであり最大の見せ場、残り23ヤードのアプローチはボールも埋まる難しい状況だった。56度のウェッジで打ったボールは綺麗な弧を描き、ピンそば40センチへ。見事ウィニングパットを沈め、トータル10アンダーをマークし大会6代目のチャンピオンに輝いた。2年ぶりのツアー優勝は感動のツアー3勝目だった。尚、ベストルーキー賞はトータル4アンダーでまわった都玲華選手と菅楓華選手が獲得した。

今年で6回目を迎えた本大会では初めてとなるチャリティフォトを大会初日に実施し、たくさんの方に参加いただいた。毎年好評いただいている「ザ・ギャラリーホール」は今年も18番ホールで実施され、グリーンDJの掛け声でタオルを手に、優勝争いの選手たちのナイスプレーに拍手や大声援を送っていた。
他にもトッププロのプレーを間近でみることができるインサイドロープツアー、観戦の合間に、パナソニックのミラーレスカメラを使用した『4DReplay』によるスイングチェック体験、そして「パナソニックパッティングパーク」では、今年新たにトーナメント仕様のグリーンを体験できるゾーンが登場し、たくさんのギャラリーが楽しんでいた。

ゴールデンウィークの中開催されたパナソニックオープンレディース。3日間で10,654人のギャラリーの方にご来場いただき、6回目の本大会は大盛況で幕を閉じた。

2025大会優勝者 菅沼 菜々選手
Score 1st day 71, 2nd day 66, 3rd day 69, Total Score 206(-10)

ベストルーキー賞

都 玲華 選手 ・ 菅 楓華 選手

Total Score 212

2025大会ベストルーキー賞 都玲華選手

表彰式には代表して都玲華選手が登壇