パナソニックオープン2025年大会レポート
プロ9年目の勝俣陵が逃げ切り悲願のツアー初優勝!
大阪府堺市の泉ヶ丘カントリークラブで「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」が開催。秋晴れのもと、国内男子ツアー120人が集結し、4日間にわたり熱戦が繰り広げられた。
大会初日は好天に恵まれ、選手たちがスコアを伸ばす展開に。大阪出身でツアー1勝の小鯛竜也が自己最多の10バーディ、1ボギーで自己ベストを1打更新する「62」をマークし単独首位発進。後続には同じく大阪出身の上井邦浩やベテランの片岡大育が1打差の「63」で名を連ねた。注目は、ツアー史上最年少となる15歳142日で本大会にプロ初出場した加藤金次郎。3バーディ、3ボギーのイーブンパーで堂々たるプレーを披露し、ギャラリーを沸かせた。
大槻智春が昨年の雪辱を果たす逆転の通算3勝目!
兵庫県小野市の小野東洋ゴルフ倶楽部で「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」が開催。当時アマチュアとして出場し、史上初の同大会2年連続アマチュア優勝となった蟬川泰果(2022年優勝)や中島啓太(2021年優勝)をはじめ、金谷拓実や平⽥憲聖、河本⼒といった実⼒派若手プロなど、合計120名の出場選手が熱戦を繰り広げた。
大会初日を終え、今季1勝の宋永漢(ソン・ヨンハン)と、2021年のパナソニックオープンで中島啓太とのプレーオフの末、涙をのんだ永野竜太郎が、9バーディ、ノーボギーの「63」でともに首位に並んだ。本大会の連覇を目指す蟬川は、3バーディ、2ボギーの「71」で回り、1アンダー54位タイからのスタートとなった。
プロ9年目の勝俣陵が逃げ切り悲願のツアー初優勝!
大阪府堺市の泉ヶ丘カントリークラブで「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」が開催。秋晴れのもと、国内男子ツアー120人が集結し、4日間にわたり熱戦が繰り広げられた。
大会初日は好天に恵まれ、選手たちがスコアを伸ばす展開に。大阪出身でツアー1勝の小鯛竜也が自己最多の10バーディ、1ボギーで自己ベストを1打更新する「62」をマークし単独首位発進。後続には同じく大阪出身の上井邦浩やベテランの片岡大育が1打差の「63」で名を連ねた。注目は、ツアー史上最年少となる15歳142日で本大会にプロ初出場した加藤金次郎。3バーディ、3ボギーのイーブンパーで堂々たるプレーを披露し、ギャラリーを沸かせた。
2日目は首位争いがさらに混戦に。永野竜太郎は8番(パー4)で8メートルのバーディを沈め、続く9番(パー5)では奥から10ヤードのアプローチを決めるイーグルで締めくくる。勝俣陵も「66」でスコアを伸ばし、永野とともに通算12アンダーで首位タイに浮上。小鯛は初日の「62」に続き、ボギーなしの「68」で首位をキープ。リーダーボードは首位から2打差以内に10人が並ぶ大混戦となった。注目の加藤はプロ初ラウンドで奮闘し、後半は100点に近い内容で健闘も予選カットラインに4打届かなかった。
3日目は優勝争いがさらに白熱。首位タイから出た勝俣が最終18番(パー5)で2打目が観客席に飛び込むトラブルに見舞われるも、10ヤードのアプローチではピンそばに落とす絶妙の寄せで7バーディ、1ボギーの「65」でプレー。通算18アンダーの単独首位で抜け出すと、13位から出た岩田寛と片岡尚之が3打差の通算15アンダーで追走。ギャラリーの注目は最終日の展開へと移った。
2日目は首位争いがさらに混戦に。永野竜太郎は8番(パー4)で8メートルのバーディを沈め、続く9番(パー5)では奥から10ヤードのアプローチを決めるイーグルで締めくくる。勝俣陵も「66」でスコアを伸ばし、永野とともに通算12アンダーで首位タイに浮上。小鯛は初日の「62」に続き、ボギーなしの「68」で首位をキープ。リーダーボードは首位から2打差以内に10人が並ぶ大混戦となった。注目の加藤はプロ初ラウンドで奮闘し、後半は100点に近い内容で健闘も予選カットラインに4打届かなかった。
3日目は優勝争いがさらに白熱。首位タイから出た勝俣が最終18番(パー5)で2打目が観客席に飛び込むトラブルに見舞われるも、10ヤードのアプローチではピンそばに落とす絶妙の寄せで7バーディ、1ボギーの「65」でプレー。通算18アンダーの単独首位で抜け出すと、13位から出た岩田寛と片岡尚之が3打差の通算15アンダーで追走。ギャラリーの注目は最終日の展開へと移った。
2日目は首位争いがさらに混戦に。永野竜太郎は8番(パー4)で8メートルのバーディを沈め、続く9番(パー5)では奥から10ヤードのアプローチを決めるイーグルで締めくくる。勝俣陵も「66」でスコアを伸ばし、永野とともに通算12アンダーで首位タイに浮上。小鯛は初日の「62」に続き、ボギーなしの「68」で首位をキープ。リーダーボードは首位から2打差以内に10人が並ぶ大混戦となった。注目の加藤はプロ初ラウンドで奮闘し、後半は100点に近い内容で健闘も予選カットラインに4打届かなかった。
3日目は優勝争いがさらに白熱。首位タイから出た勝俣が最終18番(パー5)で2打目が観客席に飛び込むトラブルに見舞われるも、10ヤードのアプローチではピンそばに落とす絶妙の寄せで7バーディ、1ボギーの「65」でプレー。通算18アンダーの単独首位で抜け出すと、13位から出た岩田寛と片岡尚之が3打差の通算15アンダーで追走。ギャラリーの注目は最終日の展開へと移った。
最終日、2位と3打差でスタートした勝俣は、連続バーディで序盤にリードを5打まで広げたが、堀川未来夢、小木曽喬、木下稜介の猛追で一時1打差に。14番(パー4)ではグリーン手前からの第2打を直接カップに沈めるショットインイーグルで、再び4打差に突き放した。しかし、続く15番ではパーパットを外してボギー、16番でも3パットで連続ボギー。リードは再び1打に縮まったが、最終18番を冷静にパーで締めくくり、通算20アンダーで悲願のツアー初優勝を飾った。
最終日、2位と3打差でスタートした勝俣は、連続バーディで序盤にリードを5打まで広げたが、堀川未来夢、小木曽喬、木下稜介の猛追で一時1打差に。14番(パー4)ではグリーン手前からの第2打を直接カップに沈めるショットインイーグルで、再び4打差に突き放した。しかし、続く15番ではパーパットを外してボギー、16番でも3パットで連続ボギー。リードは再び1打に縮まったが、最終18番を冷静にパーで締めくくり、通算20アンダーで悲願のツアー初優勝を飾った。