2021年と2022年のパナソニックオープン最終日、2年連続で日本が誇る新たなスターが誕生した。1人目は、当時「世界アマチュアランキング1位」の称号を得ていた大学生の中島啓太。中島はこの日、倉本昌弘、石川遼、松山英樹、金谷拓実に続く史上5人目のプロツアーアマチュア優勝者として歴史に名を刻んだ。その翌年には、1歳の頃からクラブを振り回していたという同じく大学生の蟬川泰果が史上6人目のアマチュア優勝を達成。同年、蟬川は日本オープンでも優勝し、アマチュアがツアー2勝目を飾るという史上初の偉業を成し遂げた。

パナソニックオープン優勝を機に誕生した2人の若きスター。栄光の影にはどんな想いや努力が隠されているのか。そして、プロ転向後も躍進を続ける2人の今大会への意気込みは。未だ語られていない両選手の秘話に迫るスペシャルインタビューが実現した。