導入事例:X-Area‐モビリティサービスプラットフォーム‐

遠隔地からの操縦により空港内での作業員不足の改善や顧客サービス向上に貢献

Peach 様

事例概要

コロナ禍の影響や人口減少に伴う地上作業の人員不足が課題となる中、Peach、長瀬産業、関西エアポートとともに、2023年4月、関西国際空港にて、遠隔管制システム「X-Area Remote」を用いて、遠隔にあるオフィス内から牽引車を操縦し、器材を運搬する実証実験を行いました。

今回の取り組みでは、エアロプラザにあるPeachオフィス内から、オペレーターがモニターを見ながらハンドルやペダルなどを用いて牽引車を操縦し、器材を蔵置場所から駐機エリアにある飛行機付近まで安全に運搬できることを実証しました。今後、自動運転と組み合わせ、一人のオペレーターが複数の牽引車を運用することができれば、それぞれの牽引車を運転する作業員の確保が不要となり、省人化を図ることができます。また、旅客手荷物の搬送に応用することでお客様の手荷物返却時間が短縮するなど、顧客サービスの向上を図ることも期待されています。

導入の様子

遠隔操作時のX-Area remoteの画面
遠隔操作される牽引車
遠隔操作で飛行機に近くまで器材を運搬

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