ミラクルカウンター
リスーピアの「ミラクルカウンター」では10個のサイコロを転がして、事前に選択した目が出る確率やぞろ目の確率をご紹介しました。
ここでは確率の原理・法則とくじ引きの問題を解いて、確率の理解を深めよう!
原理・法則
身の回りの確率
あることをする際、起こり得るすべての可能性は同じ条件で起こるとします。全ての可能性Aの数aのうち、対象となる事象Bの数がbである時、Bの起こる可能性をb/aとし、これを確率といいます。
問題
くじ引きは後で引くほど損をする?
A.損をするので先に引いたほうがいい
B.後で引いても損はしない
答え
正解は、「B.後で引いても損はしない」
くじ引きが平等なわけ
例えば、リカさんとカズオくんが100本中7本当たりの入ったくじに挑戦します。
リカさんが先に引く場合、当たる確率は、7÷100=7/100
カズオくんが当たる確率は、リカさんが当たりくじを引いた場合と引かなかった場合とに分けて考えていきます。
A)リカさんが当たりくじを引いた場合
当たりくじの数 : 6本、残りくじの数 : 99本
カズオくんが当たる確率は、7/100×6÷99=7/1650
B)リカさんが当たりくじを引かなかった場合
当たりくじの数 : 7本、残りくじの数 : 99本
カズオくんが当たる確率は、93/100×7÷99=651/9900
AとBは別々に起こるため、カズオくんが当たる確率は2つの合計となります。
7/1650+651/9900=693/9900=7/100
くじ引きの順番で当たる確率は変わらないことが分かりましたか?