テレビはどうして映(うつ)るの?

毎日楽しい番組を画面に映して見せてくれるテレビって不思議だよね。遠くで撮影(さつえい)した映像(がぞう)が、どうやってみんなのテレビに運ばれてくるんだろう?

昔はアナログ信号を使っていたけど、今では地上デジタル放送(ちじょうデジタルほうそう)やBS/CS デジタル放送という形で、映像や音声をデジタルデータに変換(へんかん)して送るんだ。これによって、もっとクリアできれいな映像を見ることができるようになったんだ。
地上デジタル放送は、テレビ局から送られる電波を、テレビのアンテナで受信(じゅしん)して見るんだよ。画質(がしつ)や音質(おんしつ)がアナログ放送よりもきれいで、たくさんのチャンネルを楽しめるんだ。
BS/CS放送は、人工衛星(じんこうえいせい)を使って放送されているんだよ。地上デジタル放送よりもさらにたくさんのチャンネルがあって、専門的な番組も見られるんだ。
そして、4K や8K といった超高解像度(ちょうこうかいぞうど)放送というのもあるよ。4Kは、地デジの4 倍の解像度(かいぞうど)で、とてもリアルで迫力のある映像を見ることができるよ。8K になると、地デジの16 倍の解像度になるんだよ!
テレビ局では、映像や音声をデジタルデータに変換(へんかん)して、電波や人工衛星に乗せて送信(そうしん)するんだ。みんなのテレビでは、そのデータを受信して、元の映像や音声に戻して番組を映し出すんだよ。