電球はどうやって発明されたの?

昔は夜の明かりとして油を燃(も)やすランプ、ろうそく、ガス灯などが使われていたけど、あんまり明るくならないよね。そこで登場したのが電気で強い明かりを作る電球。この電球を発明したのは、アメリカの発明王エジソンだよ。

電気を通しにくい物に無理やり電気を流すと、その部分が熱を出して光る。電球はこの仕組みを利用しているんだ。でもこの電気を通しにくい物を見つけるのがとっても大変だった。熱くて焼けちゃったらダメだもんね。エジソンは何千回も実験をして、日本で育った竹が焼けにくく、光るのに一番いいと気付いたんだよ。こうして1879年、ついに電球が完成!できるまで決してあきらめない、強い気持ちが実を結んだんだね。イギリスのスワンという人も電球の研究をしていて、スワンの方が先に発明したという説もあるけど、やがてエジソンとスワンは共同の電球会社を設立(せつりつ)して電球を世の中に広めたんだよ。